2015年5月25日月曜日

性懲りもなくムネアカオオアリ多雌実験

先日失敗したばかりなのに
のど元過ぎれば何とやら

…ちなみにムネアカオオアリ【NK-1】多雌コロニーの女王蟻達は全て死んでしまいました…


心機一転!

ムネアカオオアリ多雌実験2

去る5月24日、山形県では再びクロオオアリ、及びムネアカオオアリの飛行があった様子。
とはいえ流石に最盛期は過ぎたのかクロオオアリ、ムネアカオオアリ各2杯ずつしか見つけられず、捕まえたのはムネアカオオアリ1杯のみ…

すこぶる体調が悪かったため、見つけてもなかなか鹵獲する気にはなれず、無いやる気を絞り出してなんとか捕まえたのがムネアカオオアリの姫でした。
と言うか流石にクロオオアリはこれ以上は必要ないでしょう…

まだ諦めきれない多雌の夢。
小さい個体ムネアカオオアリ【仮『鳳』】は今だ産卵していない状態…
ん?
そう言えば…
クロヤマアリでは多雌の女王蟻は小型化する傾向にある…とどこかで見たような気がしないでもない…
よし、実験だ。


というおぼろげな記憶と短絡的な考えから再び多雌実験スタートしました。
上が【仮『鳳』】、下が新規ムネアカオオアリ姫

新しいムネアカオオアリ姫…よくよく見たらば腹部分がへこんでいたり、節部分が広がっていたり…
うーぬ…成功率は低いとは言えうまくいった時のことを考えるとこういう個体はいかがなものか…と思いつつも代わりがいる訳でもないのでこのままスタートです。

今回の飼育ケースではスペースは他の蟻装置と変わりありません。
ただ、石膏ではなく木を床の部分に用いています。
ムネアカオオアリ【NK-2】多雌コロニー

実験のスタートはどうなったかと言うと…
最初は少しケンカになりましたがすぐに鎮静化。
前回の姫たちと違っていたのは、栄養交換をねだるだけではなく、互いに体を舐めあってグルーミングをしていたところです。
こういうシーンを見てしまうと前回失敗しているのに、根拠もなく今回は上手くいくんじゃないか、などと考えてしまします。
はてさて、どうなることやら…

クサアリモドキ【海龍】コロニー

困ったことに、食欲旺盛なこのコロニー、ミールワームが嫌いなようです。
輪切りにしても全く寄り付きません、持ち帰りません。
ただ、頭の部分は好きなようで…おいしい部分はここに詰まっているのでしょうか?
小さな幼虫がかじりつき、ワーカーが外殻を崩しています。

その他の部分は咬む部分が無くて運べないのかと思えばゴミ捨て場にはちゃんと持って行っているのでそうではなさそう。
これも変食の一種なのでしょうか?
野外からの餌の調達はそう毎日出来るものでもないので、好き嫌いせず食べて大きくなって欲しいです。





新しい飼育装置、新しい試み、どうなるか楽しみです。
既存のくろがねありんこ達も、続々成長しています。これからが楽しみです。
こんなところで、今日は終幕。

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