2015年5月12日火曜日

寄生種の『のっとり成功』はいつ?

ショッキング(と言うほどでもないのですが)な出来事がクサアリモドキ【海龍】女王陛下コロニーに…
とその前に
くろがねありんこの幼虫たちの食事は、与えた餌虫達がしぼんでいく様子を見ているとかじっているというよりチューチュー吸っているのかなぁ…なんて思うのですが実際どうなのでしょう?

で、

ちうちう①
寿命を迎えたワーカーが餌に…まぁこれくらいは致し方ありません。
死んだワーカーは単なるタンパク質。
当然の出来事なのです…が
うーぬ…見慣れない餌を幼虫たちが食べているなぁと思えば…
ちうちう②
幼虫が餌になってる!!
がびょーん
(※ちなみに他のくろがねありんこの幼虫を餌に与えたわけではありません)
死んだから餌にされたのか?
肉餌が不足気味と判断されて餌にされたのか?
ちうちう吸われる前は立派な大きさだったに違いありません…
orz


本題

同じくクサアリモドキ【海龍】コロニー
今日観察していて、クサアリモドキワーカーがトビイロケアリワーカーに攻撃されている姿を確認しました。
トビケワーカーがクサモドワーカーの足を咬んで引っ張っているのです(1対1)。
尻曲げをして蟻酸(だったか毒液だったか…忘れた)攻撃している姿も見えました。
えええええ?女王蟻も完全に受け入れられているのに今更!?
焦っていると突然攻撃は止み、離れていきます。
時間をかけて観察しているとこのような攻撃行為を3回確認しました。(写真を撮ろうとしている間に終わる程度のモノでしたが)

ちなみに
クサアリモドキワーカーはまったく反撃しません。
成されるがまま、攻撃が終わるとグルーミングをしてけろっとして(いるように見え)ます。
まるで女王蟻の寄生時そのままの行動…ワーカーは、やはりホスト種に無条件では受け入れられず、このような行為を重ねて受け入れられていくのでしょうか?

そう言えば…
ぽつねん…

蜜餌を与えてしばらく経った状態です。
内勤トビイロケアリ達はボンレスではち切れそうな状態なのに内勤クサアリモドキのお腹は…少しさびしい感じ。
これは栄養交換をあまりしてもらえていない、つまり完全には受け入れられていない、ということになるのでしょうか?
※単にクサアリモドキのボンレスがこの程度である、という可能性もあり。
この辺りは年数と経験を積んでみないと分かりませんが、寄生種が女王蟻の寄生成功だけで『安心』出来ない、十分な数のワーカーが生産されて初めて成功、といわれる理由はこのあたりにあるのかもしれません。

ただ

もこもこ   ひとまわり大きな繭も今のところ無事

繭の数が30を超えました。
より多くのクサアリモドキワーカーが誕生すれば、コロニーも安泰と言ったところでしょうか。

こんなところで、今日は終幕。

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