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2015年7月3日金曜日

今期アメイロケアリ開始!

アメイロケアリ…
昨年、トビイロケアリとの同居にひとまず成功し、今年産卵を開始したような気配を見せているコロニーはありますが、順調とはとてもではないが言えません。
今年こそ!
完全なる成功を!


と言う訳で、灯火巡りに行ってきました。
一昨日に雨が降り、昨日ほどベストではないとは言え、今日もまた少し蒸しっとする、暑い日です。
昼間でも見つけられることは見つけられるのですが、既にどこかのコロニーのトビケワーカーを咥えていることが多いので、落翅した直後の姫を狙います。

街灯のLED化、公園照明の早期消灯でどうしようかと思っていましたが、無事新しいスポットを見つけ、アメイロケアリの姫君を2杯拉致成功。
導入完了後の写真ですが、アメイロケアリA

上に同じく、アメイロケアリB


…心なしか片方の姫が大きい気が…
アメイロケアリBはヒゲナガさんかとも思いましたが、まずは寄生が成功してから考えましょう。

寄生方法はチューブ方式で。
トビイロケアリCよりワーカーを失敬します。


アメイロケアリAはワーカーに興味を示しません。
アメイロケアリBは早速捕まえてグルーミングを開始。

そこから1時間毎にワーカーを順次追加。
最初こそ攻撃されていますが、1時間後に見るとおさまっている様子。
…等々繰り返し、ワーカーの数が5匹になったところで、先日確保しておいたトビイロケアリの繭を10個ほど投入。
繭が全て羽化するまでしばらくはこのままで様子を見ましょう。
ひとまずこれで導入完了

以後ワーカーの増加は全て繭経由で行う予定。
幸運を祈る!
終幕!




※追記:7月4日※
一晩経ってひとまず無事


早速導入繭からワーカーが生まれた。
…当家のトビイロケアリCワーカーより格段に大きい。
初期コロニーの部類に入る当家のトビケコロニー達は皆小さいままだが、成熟したコロニーとここまで違いがあるとは…

2015年6月14日日曜日

絶望と言う名の希望…

なんだっけか・・・ああ、リーガルハイで出てきたタイトルだ。


今日の昼間はクロヤマアリの飛行が見られました。
と言っても、確認できたのは雄アリのみ。
実際に目にするのは初めてです。
クロヤマアリらしく飛び立つまでが、というか動作が非常に早い、が、思い切りが良いわけでもなく。
様子をうかがっております。
最近クロオオアリの女王蟻を見慣れ過ぎてくろがねありんこのサイズに関して感覚崩壊中ですが、クロヤマの雄ってこんない大きいんですねぇ…
飛び立つか!?…とここまで出てきても…
とにかく飛び立つタイミングが分からない…
出てきては巣穴に戻り、また様子をうかがって出てきては戻り出てきては戻り…こちらが油断した隙にパッと飛び立ってしまいます…
いやね、飛び立った瞬間をカメラで捉えたいと思ったんですが…これが精一杯でした。


デュワッ!
デジカメの高速連写使っているんですが、飛ぶ速度が早すぎてこのフレームの次にはもう写っていません…
練習が必要かな・・・



クロヤマアリが飛んだのならば!

灯火巡り

街灯が次々とLED化され、採取スポットが激減…
今日は予備のスポットに向かいましたが片や夜の8時には消灯され、片やこちらもLED化…
世間から迫害されているような気分になりました…

それでも、自動販売機だけは健在です。
むしろ、周囲の(虫が集まる)街灯が激減したせいか、自動販売機への虫の集まりは昨年以上のように思えます。
これでなんとか…灯火に集まるタイプのくろがねありんこの姫たちを鹵獲出来ればよいのですが…
絶望の中に、希望は見えるか?

今日の灯火巡りでは、クロオオアリの姫を発見。
クロオオアリの雄アリもいました。
先日のムネアカオオアリといい、やはり6月半ばにも少数ながらオオアリ達が飛んでいるようです。

あとはクロクサアリらしき羽アリ、おそらく雄たちが小数。
これだけです。

ただ、羽虫はいっぱい手に入りました。
小さいくろがねありんこが多い我が家では、ミールワームは少し食べにくそうに見えます。
いつもいつもと言う訳にはいきませんが、食べやすい手頃なタンパク質をどうぞ、ということで…大好評でした。



トビケしか写ってないけども、クサアリモドキ【海龍】女王陛下コロニー

クサアリモドキの幼虫たちも夢中になって食べています。
そんな彼女らの食事風景を載せて、今日は終幕。

2015年6月1日月曜日

今季初?灯火巡り

一週間の始まり。
本当は日曜日が一週間の始まりの日なんだとかかんだとかあった気がしないでもないですが
大半の世の人々にとって月曜日こそ始まりの日ではないですか?

そんな始まりにプチ訃報

クサアリモドキ【海龍】女王陛下のコロニーに生まれていた雄アリが…
骸。腹柄節が綺麗なV字ですね。
まぁ時間の問題かなと思っていたのでさして驚きも悲しみもないのですが…
やはりこれはトビイロケアリの雄アリ…なのかな?
生まれた時が悪かった…ということで

ムネアカオオアリ【NK-2】多雌コロニー

5月25日のスタートから一週間、いまだ健在。
…ってまだ一週間しか経ってないのか…
右が小さい【仮『鳳』】(未産卵?)、左が追加女王陛下(産卵している模様)

体の小さい個体の女王蟻が多雌に向いているのか、単に産卵していない(未交尾の)個体だから働きアリのような存在(偽雌?)として扱われて破局が訪れていないのかは不明。
むしろ【NK-1】の失敗は3杯の女王をいきなり同居させた性急さにあったのではないでしょうか…
がんばれ、ムネアカオオアリ【NK-2】コロニー。
肉眼で見るとまるで大きさが違うんだけどなぁ…

本題 灯火巡り

今季初?灯火に集まるくろがねありんこを目当てにした灯火巡りです。
そんな矢先、非常にショッキングな出来事が…
昨年、最大の集虫力を発揮していた街灯2基が…LEDに換装されてしまいました…
妙に明るくなったなぁ…とは思っていたのですが…近寄ってみれば虫がほとんど寄ってきていません…最悪です…
マイマイガの大発生に対応するためでしょうか…
虫が集まらなくなって非常に悲しいです…新しいポイントを探さなくては…
これからの寄生種飼育どうしましょう?

気を取り直して、そんな悲劇を知らない自宅スタート。
小屋の中から何やら大きな黒い影が…とことこと。

マイマイカブリっ!
マイマイはマイマイでもマイマイガではなくマイマイカブリさんです。
おー、明りで照らすと黒と言うより紫?紫黒?綺麗です。
マイマイカブリはカタツムリを食べる為に首が細長くなってるんだよなぁ…とか考えていたらあれ?

マイマイガの幼虫食べたー!
一瞬の出来事で出会い頭にぶつかったマイマイガの幼虫にものすごい勢いで食いつきました。
このマイマイカブリが『小屋の中』から出てきたところから考えて、ずっと閉じ込められていて腹が減ったか水分を欲したか…
…これって本当にマイマイカブリですよね?パンダがササばっかり食うわけじゃないのと一緒と解釈していいんですよね?
とかなんとかここで15分を浪費。
残りはスタッフがおいしく頂きました。
この後、LED化の悲劇を知り、しょぼくれつつ近くのポンプ庫へ。
こんばんは
まずはこのポンプ庫に営巣しているミカドオオアリ様達に御挨拶。
シャイな彼女達は明りで照らすとあっという間に引っ込んでしまいます。
しかしミカドオオアリはこんな水気が全く無さそうなコンクリの中にも営巣するんですね…まぁサテライトの可能性は高いのでしょうけども
ワーカー自体が湿気を発することで最低限の湿度を確保…なんてことをしているんでしょうか?
なんて邪推。

さて、何がいるかな?(マイマイガの幼虫は腐るほど居ます)
ん?
オオアリ系の雄アリ?うーぬ…なんだ?

と、その下に。ポパイみたいに筋骨隆々の脚を持っているこの虫は…なんだ?

話戻って。うーぬ…クロオオアリ?
日中は仕事で野外観察とはいきませんのでクロオオアリの飛行があったかは分かりませんが…すごい見慣れたクロオオアリの雄に見えるんですよねぇ…
こういう雄アリはたまに見かけるんですが、雄だけが走光性あるというのも変な話のようにド素人は感じてしまいますが…女王蟻も飛行シーズンは寄ってくるのでしょうか?
今期のオオアリ鹵獲夜襲戦でも雄アリしか見かけませんでしたが、こればかりは回数と年数を重ねなければ断言できかねますよね。

とか何とか結局不作。近くの公園へ移動。

いました。羽アリ。
つやっ

雄アリ…?
この時期に飛ぶのは『クロクサアリ』でしょう。
と、予想はしていましたが、おそらく当たりで良さそうです。
とは言え、アメイロケアリはおろかトビイロケアリのワーカーすらろくに準備できない現況ではクロクサアリの飼育など夢のまた夢です。
クロクサアリのワーカーと親和させる方法もあるそうで、何となくその方法も邪推していますが、やはり寄生種は寄生させてなんぼだと思うもので、気長に挑戦し続けます。

ところで二枚目の写真…勝手に一枚目の写真の羽アリに比較して小さいので雄アリと思い込んでいましたが…雄アリで…良いのかな…
どうせ飼えないからとろくに観察しませんでした。
フシボソクサアリの飛行期間はいつごろだっけか…

姫アリらしき羽アリは捕まえてきたので明日同定しましょう。



ということでなんの収穫もなく。半ば予想通りですが、観察だったと考えれば良いところです。
自販機では多くの羽虫を捕まえられました。
そのうち不審者として職質される日が来ることは間違いないでしょう。
…そんな日が来ないことを祈って、今日は終幕。

2014年7月20日日曜日

今日も元気に不審者

日もまた雨ですよ。

いい加減カラッと晴れた空間を見たい…と思った夕方晴れました。
とは言えそれほどの暑さにはならず…くろがねありんこ達の飛行を促すほどでは無いか…と思いつつも今日も灯火巡りの旅に出ました。
ええ、まるっきり不審者デス。
ということで、今日は…
蛾の大飛行日でした…
同じような蛾が大量に灯火に地面に其処ら中に
ライトをかざすとこっちに飛んできますし
まぁ
蛾が纏わり付いた位で悲鳴をあげているようでは深夜徘徊は出来ませんが、かといって耳元で全力で羽ばたかれるも気持ちのいいものでもありません。

大飛行日と言えば
今週の木曜日の夜は本当のカワラケ大飛行日でした
夜8時過ぎからの突然の雨がありまして
近所の河川敷公園の駐車場はカワラケ羽アリで埋め尽くされていました。
水の表面張力に勝てずに雄アリはアスファルトにくっついてしまうんですね。
でもカワラケにはもう用は無いのでサヨナラしました。

そのカワラケアリ…
何度でも言いますが多雌と言うのは本当なのでしょうか?
Q 8で開始した同居実験は、争う様子は確認できませんが、仲良くする様子もなし。

夫々離れたところで産卵している様子。
ただし1杯のクイーンが抱えている卵の数が異常。
同時期捕獲のカワラケ単独飼育クイーンと比較しても多すぎ、明らかに他の女王の卵も保持している様子。
奪っているのか?
それとも世話役が限定されているのか?
その女王達も3杯がお隠れに。
残りは5杯。
死亡の原因は不明。
観察している範囲では個体同士で争いは無かったのですが…さてこの先どうなるのやら…



話を戻して
本日の鹵獲くろがねありんこ。
・トビイロケアリ
・モリシタケアリ?
蛾の大飛行でアリはいないように見えましたが…トビイロケアリ、アメイロケアリのクイーンを確認。
…アメケ?もう今年は諦めましたので…
さらにもう1杯、クサアリモドキに見えましたが少し風体が…違うような?(フィーリング)
明日詳しく見てみます。


来年の寄生種チャレンジの為のトビイロケアリ増産、とは言えクイーンはようやく4杯…
彼女らを大事に育てていきたいものです。


ついで
明日カメラ買ってきます。(目当てのものがあれば)
画像があれば少しは面白味も…
眠いので何も無しに終幕。

2014年7月16日水曜日

カワラケアリ大飛行

今日も巡りました。
灯火巡りデス。

今日もカワラケアリの大飛行日。
カワラケは長々とポツポツ飛んでいるようですか、大飛行日は今年二回目の体験でした。
カワラケアリの他にも
アメイロケアリ
クロクサアリ?
トビイロケアリ
ケアリ類の大飛行日のようです。
といっても大半カワラケですが

写真がないので何ですが、クロクサアリ?とした女王アリ…クサアリモドキに姿形は似ていますが…随分と華奢で、何よりも小さい…

腹の大きさから間違いなく寄生種ですが…
来年は写真を撮ろう…



本題



目指すはトビケ!!
トビケクイーン!!
来年、再来年とクロクサ・モドキ・アメケの寄生チャレンジの為にも、なんとしても大きなトビケコロニーの竣工が望まれます。
自宅回りの自然界トビケコロニーを荒らすにも限度がある…ということで
灯火巡りの最重要目的はくろがねありんこトビケクイーンの確保でした



ひたすらカワラケカワラケカワラケカワラケカワラケカワラケカワラケカワラケアメケカワラケアメケカワラケカワラケカワラケカワラケ…
…トビケ見えん…
たまに見つけても翅付、これでは期待が持てません…
深夜近くに大の大人が街灯の下で必死に地面を探す…完全に不審者でしたが、なんとか2杯、トビケらしき落翅クイーンを確保しました。

…本当にこれは、トビケでしょうか…?


不安になりつつも、明日への希望を抱いて、今日は終幕。

2014年7月13日日曜日

え?オオアリ?オオアリ…



なんともいやはや



本日も灯火巡りの旅に出てきました。

アメイロケアリの落翅個体が大量に見つかりました。
他、カワラケアリがポツポツ…
クサアリモドキらしき有翅個体がいましたが、翅を落とした個体はいませんでした…



アメイロケアリ

侵入成功率低すぎませんかね?
アリのシステム化された習性なのでしょうけども…最初のワーカー1匹を殺した後、匂い付けに失敗していれば、追加投入したワーカーに1対1でもいびられて死んでしまいます…
もう一回ぐらい『殺→匂い付け』してもいいようなものなのに…

当家導入方法(間違いあればツッコミ欲しい…)
①女王をケースへ投入。落ち着くまで待つ。
②トビイロケアリワーカー×1投入。
③女王の捕獲・殺害を確認後2~3時間放置。
④放置後確認、殺したワーカーから女王が離れているようならばさらにワーカー追加(間隔置いて一匹ずつ)

段階④の追加ワーカー時点で今まで女王の80%がワーカーに攻撃を受けて失敗してます。
2~3回別のワーカーに変えてみたりしますが無駄でした。
殺した後、ワーカーの体をバラバラになるまでいじっていた女王が唯一導入成功しました。
これも個体差なんでしょうか?
下手な鉄砲…は数を撃っても当たりませんが
個体差に関しては数を打てば当たりが来るのでは?
ということで


今日の鹵獲くろがねありんこ

・アメイロケアリ女王(落翅)×8杯
・クサアリモドキ女王(未落翅)×3杯
・ムネアカオオアリ女王(未落翅)×1杯
   ↑?

はい…
なんでしょうか?このムネアカオオアリは…
地元では5月下旬に既に飛行は終わった…ハズ
高原地帯でもなく…捕まえては来ましたが、雄の羽アリは見つからず、交尾は済んでいないとしか思えませんが…
そう言えば、7月の頭にもクロオオアリのクイーンを拾いました。
脚、触覚が欠損しており、数日でお隠れになりましたが…
異常気象の影響?
単なる育児失敗個体がひもじくて出てきた?
種類を誤認してる?
誰か飼ってる人が逃がしたくろがねありんこを…ないか


とりあえず今夜発見したムネアカオオアリ
クサアリモドキ共々駄目元です。
アメイロケアリはトビケワーカーを与えて一晩放置します
明日の朝こそ吉報を…


祈りつつ今日は終幕。