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2016年6月3日金曜日

くろがねありんこの餌反応まとめ~イトミミズ~

くろがねありんこを飼育するにあたって餌は重要。


蜜餌はメイプルシロップ安定。基本的にこれを水で薄めていればまず問題はないです。
はちみつは当たり外れが大きいと聞いており、かといって少量で売ってるわけもなく。
結局少し値は張りますが、メイプルシロップを買った方がいいと自己判断。

他にも蜜系というか甘い系ならば黒糖やマスターズゼリーもあり、管理も与えるのも簡単なものです。


気になるのは肉餌。
特に小さいくろがねありんこ達、トビイロケアリやアメイロアリに対する肉餌です。

簡単にストックできる肉餌と言えばミールワーム
上はジャイアントミールワーム、下が通常のミールワーム


ただし外殻が堅くて小さなくろがねありんこの手(?)には持て余し気味です。
そのうち乾いて食べられそうにもなくなってますし
当然相当数のコロニーに発展すれば問題ありません。クサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)無王群コロニーやトビイロシワアリ【Q3】コロニーは数の暴力でいまやどんな昆虫でもバラしてしまいます。
当然大型のくろがねありんこ、クロオオアリやムネアカオオアリにとっては問題外なのですが…
ただし初期コロニーとなるとクロヤマアリも少し厳しめ。


前置きが長くなりましたが、簡単にストックかつ小さい肉餌。
くろがねありんこ飼育の先人方のサイトをめぐり見つけたのが…

『乾燥イトミミズ』

おお~
乾燥赤虫を使っていたのにこっちに気付かなかったとは…
これならストックも簡単。反応が良ければ飼育がすごく楽になりそう…

ちなみに
乾燥赤虫はリュウキュウアメイロアリ、アメイロアリ以外のくろがねありんこは反応せず。
無理やり蜜餌に混ぜて使っている状況ですが、このイトミミズはいかに?

結果

反応良好
・クロヤマアリ
・トビイロケアリ
・カワラケアリ
・トビイロシワアリ
・クサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)
※トビイロシワアリ、クサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)はコロニー規模が大きいので、これが正常な反応かどうかは判別不可。


まぁまぁ反応
・リュウキュウアメイロアリ
・アメイロアリ

反応せず
・クロオオアリ
・ムネアカオオアリ
・テラニシシリアゲアリ



テラニシケアリやアメイロケアリに関してはまだワーカーがトビイロケアリしかいないので、いまだ判別できず。
ただ、懸案事項だったトビイロケアリの反応が良好なのは僥倖。
忙しい時などはこの乾燥イトミミズに頼ることになりそうです。


終幕。

2015年6月16日火曜日

ベビーラッシュ2

6月12日の際、撮影できなかったくろがねありんこを…
と思うだけ思ったのですが

トビイロケアリ

トビイロケアリC女王陛下にて

視界不良だなぁ…これまたシロイロケアリ
トビイロケアリ各コロニーは第一陣の繭が羽化開始の様子。
これで来年にはアメイロケアリのホスト他、安定したケアリ寄生種のホストになってくれれば…



と、これしか撮れませんでした。
というかトビイロシワアリさんはまったく羽化直後個体を見かけません…
数は増えてるんだから居るはずなのに…
アメイロケアリ…幼虫
クロナガアリ…壊滅状態
クロオオアリ・ムネアカオオアリ・ミカドオオアリ・アメイロアリ…繭無し
凄惨(?)な有様…


クサアリモドキ【海龍】女王陛下

こちらは続々と羽化開始。
本格的にエンジンがかかってきたようです。
色の薄い、頭でっかちさんがいっぱいです。
繭の増えていった数を正確に記録していないのですが、一日数個の日が2~3日、そこから一日10個以上が急激に繭になったように覚えています。
その感覚からいってこれから先さらに羽化する繭は増えてくれそうです。

黒々ツヤツヤのクサモドワーカーいっぱいのコロニーにお目に掛かれそうです。
これでクサアリモドキ【海龍】コロニーに関しては一安心して良いのではないでしょうか…
アメイロケアリ、クロクサアリ、モリシタケアリ、テラニシケアリ…彼女達も飼ってみたいなぁ…
まずはそのためのトビイロケアリコロニーの確実な繁栄を目指します…

終幕。

2015年6月12日金曜日

ベビーラッシュ!(ちと違うが…)

冬が終わり、本格的なくろがねありんこの活動再開から約1ヶ月半…といったところでしょうか?
なんにせよ
羽化続々、そんなくろがねありんこ達を今日は載せます。

キイロシリアゲアリ

キイロシリアゲアリ【金剛】Q3コロニー。
だいぶ前から羽化ラッシュは始まっていました。
越冬幼虫蛹組、そろそろ最終組も羽化に入ります。
色が薄くとも、働いているワーカーもいますね。

ぱっと見…蛹と羽化個体、どちらなのかわからない…(修行不足?)
産卵は続いていますが、大きな幼虫は見えず…その為これらが羽化してしまえば後続はすっからかんです。
コロニーとして軌道に乗るにはもうワンステップ必要なのかもしれません。

クロヤマアリ

こちら新種のシロクロヤマアリ、通称パンダアリです(嘘)。
※この設定はフィクションであり、実在の生物、学問、一般知識とは一切関わりありません。
 こんなに綺麗な白なんですね…クロヤマアリE【エミール】女王陛下の新ワーカーです。
生まれたばかりの個体をタイミングよく見れたのは初めてです。
お姉ちゃん達と一緒に
と言うか、ここまで白いと羽化前に蛹が茶色っぽくなってくるのは一体何なんだ?と言いたくもなりますが…
蛹の殻が茶色くなっているってことなんでしょうか?ねぇ?

リュウキュウアメイロアリ

リュウキュウアメイロアリ【ツヴィリンク】コロニー。
ああ…そろそろ女王陛下を分けないとまずいかな…
大分色づいてますが…

羽化直後個体を見たことが…ありません…
というかやはり小さすぎますよね…アメイロアリさんわ。
画面真ん中、羽化直後個体だと思うんですが…
最近飼育ケースの天井が汚れてきたせいかいまいち良い写真が撮れません。
掃除も兼ねて…引越しが必要か…

クサアリモドキ

言うまでもなく、クサアリモドキ【海龍】女王陛下コロニー。
うーぬ…クサアリモドキのワーカーが増えている気がしないんですよね…
これだけ繭があれば増えてもいいんじゃないかなぁ…
と云った感じの日が続いていましたが、ここ数日、ちらほら、羽化個体を見かけるようになりました。

ちゃんとトビケワーカーからグルーミングを受けてます。
この調子でクサアリモドキコロニーがちゃんと成立してほしいです、切実に…
完全に色づいていないのに、いっちょまえに働いているワーカーもいます。
数多くの骸を礎に成り立ったクサアリモドキ【海龍】コロニー、その犠牲に報いて欲しいです。
…世話をするのは私なんですけども…



卵や幼虫の存在・成長はコロニー増大の『可能性』ではありますが、やはり『即・実戦力』ではありません。
『即・実戦力』であるワーカーの誕生はやはり、そのままコロニーの力の増大に繋がります。
そんなワーカー達の誕生、見ていて楽しいですね。

しかし…お母様のお尻はそんなにいいかね?
今日の最後は『即・実戦力』ではなくとも、やはり大事な『可能性』、クサアリモドキ【海龍】女王陛下、卵塊達を載せて、終幕。

2015年6月11日木曜日

平成27年 クロヤマアリ飛行

※この日、カメラをとある場所に置き忘れた為、写真を撮影したのは丸一日経った後です。


ムシムシと、人間にとっては非常に不快な日です。
ですがこんな日に、くろがねありんこの姫君達は飛び立つのです。


6月中旬から東北もクロヤマアリの飛行時期に入ります。
クロヤマアリは既に大所帯を抱えているので、今年の姫はもういらないかなー…などと考えていても、目の前に居たら捕まえてしまうのは貧乏性でしょうか?(帰宅する間際に、職場の駐車場で見つけました。)

クロヤマアリの姫にしては非常におとなしいです。
昨年のクロヤマアリA【アントン】女王陛下の鹵獲日が6月17日だったので、昨年よりおおよそ1週間ほどクロヤマアリの飛行日が早くなったことになります。
とは言え、この連日の暑さではかくあるべきか、と言ったところでしょうか。

クロヤマアリ、と言ってはいますが正直ハヤシクロヤマアリとの見分け方がいまだに分かっていません…
まぁ…飼育する分には支障ないでしょう…


飼育装置の実用試験も兼ねて、今年度はこの1杯を飼ってみようと思います。
…などと言いつつも、これまた貧乏性か。
他にもいないかなぁ~などと帰宅してから家の周りをぐるっと回ってみたりしてるんですよ、これが。
その時、車庫の中からひときわ大きな影が!
んん?これは…?

さて、この卵は何でしょう?
ムネアカオオアリ?

うーぬ…ムネアカオオアリです。立派な姫君です。
今頃何してるのあなた?
先月のオオアリ類の飛行日からおおよそ一カ月が経ちましたが…
飛行があった?
何かの理由があって営巣場所から出てきた?
どうも落ち着きがないこの姫君。
育児失敗個体でしょうか?
そう言えば去年も7月半ばにムネアカオオアリの有翅雌を見つけましたが…今回の個体は翅を落としています。
ならばとりあえず飼ってみようか…空いてる飼育ケースは…ん?
5月31日にお隠れになったハンドペアリング・クロオオアリの飼育ケース…卵もそのまま、残っています。(女王陛下の亡骸だけは丁重に埋葬済み)
蓋を閉めていたので湿度も保たれ、卵も生きているように見えます。
…ここに入れたらどうなるかな?

実験開始

お隠れになったクロオオアリの卵をムネアカオオアリ【仮『天』】(二代目)姫君に与えて飼育スタートです。
食べようとしているのか…素人目には世話をしているように見えるんですが…実際どうなんでしょう?


これまたどなたのブログで見たか記憶していないのに引用するのも失礼なのですが…
クロオオアリはムネアカオオアリの繭を受け付けないけども、ムネアカオオアリはクロオオアリの繭を受け入れるとか何とか…種によって受け手が変わると導入の結果が変わるということがあるそうで。
樹上性、土壌性等、住処となる場所が何らかの影響を与えるのでは…と言うところまでは覚えているのですが…
さて?
どうなるでしょうか?
終幕?終幕!

2015年6月7日日曜日

トビイロシワアリTF1引越し

トビイロシワアリTF1の引越しを行いました。
幼虫や蛹で少し手狭に見えます(H27.6.6)。
肉餌に対する反応も上々、順調に産卵数を増やしています。
ミールワームの蛹もペロッと平らげます。
そんなトビイロシワアリTF1、最近餌場にじっとしている個体が増えてきました。
そんなこんなで…
流石に飼育ケースが手狭かな?と思い引越しを決意しました。

…と言うより飼育ケース増設?
75式複蟻装置11型
警戒していてなかなか移りません。
気長に待ちましょう。


ライトに、今日は終幕。

2015年6月5日金曜日

トビイロケアリ もっと増えろー

トビイロケアリの飼育ケース「74式蟻装置31型」。
給水口を付け忘れたこの問題作、今まではタッパーのフタを開けて給水してきましたがワーカーの数が増えたのと暖かくなり活動が活発になったのとで、そのような給水が困難に…

と言う訳で穴を開けました。
ぽん
ちょっと騒がしくしてしまいましたが、ドリルの最小口径で開けました。
でも余裕でワーカー達は通り抜けます。
そこはセロハンテープで塞ぎました。
タッパーのフタを開けるより良心的です。(くろがねありんこ達があまり騒ぎません。)

トビイロケアリ's

トビイロケアリA

トビイロケアリB

トビイロケアリC

トビイロケアリD
どのトビイロケアリコロニーも繭が見えてます。
餌さえ十分与えればトビイロケアリはもっと増えるはず…
そして最後はアメイロケアリを…
モリシタケアリも飼いたいけども…あれ?トビイロケアリが宿主なのかな?

兎にも角にも、より多くの、より大きなトビイロケアリのコロニーを作っていきましょう。

アメイロケアリ

変な所に卵を移動されてしまいました。
たままままご

こんなところに…
給水用のメラミンスポンジの下をくりぬいたその空間に…
差し当たり問題は無いのですが、給水時に失敗すると卵を水没させてしまいます…
少し面倒な…というか姫アリの繭はどうしましょう?
無駄に餌やワーカーのソースが割り当てられるのは避けたいところ…
思いきって取り出しますか…


意外とやらなくてはならないことが増えてきたな…
うーぬ…終幕。

2015年6月4日木曜日

キイロシリアゲアリ【金剛】羽化続々

淘汰の惨劇により、女王の数が3杯となったキイロシリアゲアリ【金剛】コロニー。
大量の繭がようやくワーカーへとなりつつあります。

不世話だからでしょうね…ワーカーの数が少ない…
とりあえず全体数。
昨年は寄生種(主に…というか唯一成功例のクサアリモドキ)に傾倒したせいか、他のくろがねありんこは絶好調といった様子ではないようで

薄い色のワーカーが大量に
越冬した際に幼虫だった組が一斉に羽化している様子。
色の薄いキイロシリアゲアリ達は少しアメイロケアリちっく。
色付いた蛹も多数。羽化まで間もなくでしょう。

もう1杯の女王陛下
キイロシリアゲアリはやはりいずれは1杯の女王陛下まで減ってしまうのでしょうか…
他の方のブログを読む限りでは、1杯まで淘汰どころか最悪女王蟻全滅の憂き目にあうこともあるそうです。

キイロシリアゲアリ飼育下における女王蟻の淘汰。
素人考えですと、餌の不足がトリガーになるというのが自然なような気がしますが…
女王蟻が多ければ産卵数も増える。
ただ、それに見合う餌のソースがなければ産卵数ばかり増えても意味がない…
となれば女王蟻の方を減らすしかない。
これは単純に生息区域の餌が減るという状況だけではないでしょう。
ワーカーが増えれば餌の収集率も上がるが、ワーカーの行動範囲には当然限界があるように思えるので、となれば餌のソースには当然上限がある。
ソース上限に達するまでは多雌状態で多少の無駄はあっても産卵数が多いので急速にコロニーを発展させることが出来る。
ただソース上限に達してしまえば…あとは女王蟻1杯の産卵数でも十分コロニーを維持できてしまうのではないか…コロニーが安定してしまえば他の女王蟻は不要、余計な卵を生産するだけの存在になる。
兎にも角にも、コロニーにもたらされる餌の総量が何か淘汰の判断基準に…

などと

キイロシリアゲアリの自然下コロニー数も知らず、何も調べず、勝手な憶測を並べたてました。


今日は終幕。

2015年5月29日金曜日

5.15鹵獲姫⇒女王陛下近況

5月15日~に鹵獲した姫達、(ムネアカオオアリ【NK-1】多雌実験コロニー以外は)今のところ謎の死を遂げる個体もなく…
というか2週間程度で死なせるようであればもはや生き物を飼う能力が決定的に欠如しているとしか思えません。

だって放置しているだけなんですもの(水分だけはこまめにチェック)

○クロオオアリ

クロオオアリ【1号艦】及び【2号艦】
相変わらず橙色が強いです。クロオオアリ【2号艦】

女王陛下が必死に隠そうとしております。
まだ幼虫にはなっていないでしょうか?
意外と産卵から幼虫誕生までが長いような気がします。

5月19日鹵獲組。卵は黄色。

なかなかどうして落ち着きがあります。
こちらは約4日遅れで捕まえた女王陛下(名前のつけ方が思いつかん)。
卵の色は薄い黄色。こちらも幼虫誕生とまではいかないか…

○ムネアカオオアリ

多雌コロニー実験で3杯の姫を失い、大幅に数が減ったムネアカオオアリです。
ムネアカオオアリ【仮『赤』】女王陛下
スタンダードに単雌で飼育中のムネアカオオアリ【仮『赤』】女王陛下。
クロオオアリ【1号艦】達と同じ日数経過。幼虫はまだ確認できません。

変わりましてムネアカオオアリ多雌コロニー実験。

ムネアカオオアリ【NK-2】多雌コロニー…あれ?
 あれれれ?
女王陛下が1杯しかいない…?
まぁ見えていたんですがぱっと見るとね…
平行に並んでいただけでした。
まだ破滅は迎えていませんが、いつ、何がトリガーになって破滅が訪れるかは分かりません…
そう言えば木片の表面が少しカビてきました。
見るからにカビだらけの飼育ケースで平気で飼育している方も見かけますが、くろがねありんこに良いことは一つもあるようには思えません。
あまりカビがひどくなるようであればよろしくないとは思いながらも、引越させた方がよさそうです。

○ミカドオオアリ

一番期待が大きく、失敗したらと不安も一段と大きい、ミカドオオアリ【4号艦】女王陛下。
卵の色が薄くなってきましたね。うーぬ…合計10個?
約1週間ぶりの御開帳。
やはりクロオオアリやムネアカオオアリに比べると卵の形状が細長い気がするのですが、このアングルで撮影しているからでしょうか?

チューブがかじられていますね…貫通されなければ良いのですが…

いまいち撮影しずらいのですが、女王陛下は元気なご様子…なんて愚かな人間の妄想はくろがねありんこには通じません(と勝手に思っている)。
とは言え今出来ることもありません。
…なんて無力…
それにミカドオオアリにとっての最適な湿度を保てているのか?というのも疑問です。
大事にはしたいのですが何もかも手探り脚探りです。
くろがねありんこのように触角探りが出来たらいいのに…(なにがだ?)

○アメイロアリ

小さすぎて写らない(卵が)!!!

フォーカスがどうしても女王陛下にいってしまうのです…
卵もほぼ白の為石膏に紛れて見えません。
やっぱり観察したいのならば色付き石膏にすべきですね…でも無害な着色料手に入れるところからスタートか…調べてみよう。
どちらにせよこの大きさです。
このほうがまだ卵の存在が分かります。
焦らず騒がず、どうせ長女が生まれるまで何もできませんしね。



明日からお休みです。
丸々休むわけにはいきませんが、平日ちょっと睡眠時間削り気味だったのでゆっくりしたいです。
終幕。

2015年5月28日木曜日

5月末 飼育ありんこ徒然

最近本当にクサアリモドキ【海龍】コロニーのことしか書いていない…
といっても今一番入れ込んでいるのがこのコロニーなのだから仕様がない。

一番興味があるのは、ムネアカオオアリ多雌コロニー。
今日もひとまず、そんなムネアカオオアリ【NK-2】多雌コロニーの2杯は無事でした。

クサアリモドキ【海龍】コロニー

昨日生まれた雄アリは、既に兆候はありましたがやはりワーカーから攻撃を受けて…いるのかな?
避難させようと引っぱっているようには見えないのですが…
脚をぐいぐい…今日の朝も攻撃されていたのですが…
攻撃を受けているにしては今日帰ってきてもまだ健在でした。
存外、華奢なように見えて雄アリはなかなか頑丈なのかもしれません。
写真は久々カモ。クサモドワーカーの取り巻きはいなくなりました。
話変わって、2年目となるクサアリモドキ【海龍】女王陛下はもちろん健在。
ただお腹は少し萎み気味…十分な給餌が出来ていないということになるのでしょうか?
ただ
もここ
ワーカーの数に比べて大量(あくまでも私見)の繭が控えています。
雄アリの繭が羽化したということは時期的に後続の繭達も羽化するはずなのですが…
気長に、気にせず、餌だけは与えて待ちませう。

クロヤマアリ

まったく記事に書けていません…
というのもどうも食害が多いらしく、2年目だというのに、幼虫、繭へ進むコロニーが少ないです…
かつてローマのカエサルが嘆じたとおり、『人間は見たいものしか見ない』。
自然と上手くいっていない物事からは話題が離れがちです。
もっとも順調なクロヤマアリE【エミール】女王陛下
バトル・オブ・ブリテンで苦杯をなめたにしては実に順調です。(分かる人には分かる…はず)
クロヤマアリE【エミール】女王陛下。

クロヤマアリ達はミールワームを引きこむまではいいのですが、大体そのまま中でカビさせてしまいます。
カビなくとも明らかに変色して…腐っているだろ!という状態に…なぜ外に運び出さないのでしょう?
でもそんな(明らかに変質した)ミールワームの欠片にワーカーや女王陛下が口を付けているシーンも見たこともあり…発酵食品じゃあるまいし…そんな生態聞いたことがありませんがそう見えるのは私の気の迷いでしょうか?

アメイロケアリ

年越しの産卵を確認してからおよそ2週間。
そろそろ幼虫になってもいいかなぁ…と思うのですが
真っ白けっけ
メラミンも白、石膏も白で幼虫なのか卵なのか…判別できません。
おとなしく待ちましょう。
しかし…
餌のガガンボ、バラバラ
導入したトビケ幼虫は本当にでかい…間違いなく姫蟻になりそう…というか女王陛下は餌もらえているんでしょうか?

トビイロシワアリ

自然下のコロニーを捕獲したモノで、余り世話をしていませんが調子は良いよう。
2年目になりさらに悠々躍進といったところです。


裸繭がかなり色づいてきているので、ワーカー大量誕生もそろそろかな?
こういう時は繭を張るくろがねありんこ達より状況がストレートで分かるからいいですね。

トビイロケアリ

視界が不明瞭なので写真は無し。トビイロケアリAはワーカーが大脱走により半数になり、失速を心配しましたが順調に後続が繭を張っている様子。
うーぬ…しかし本当にこれ「トビイロケアリ」なのでしょうか…?
クサアリ亜属よりもさらに判別が困難なケアリ亜属(と私は思っている)…クサアリ亜族のホストとして機能してくれれば何でも良いのですが…ワーカーが増えたら同定に挑戦して…みたいのですがやはり実態顕微鏡必要かな…

日本産蟻類全種図鑑も欲しいけどなぁ…高いんですよね…半端なく…




見たいモノ、知りたいモノ、欲しいモノ。
増えれば当然増える出費。
もう大人になったことだし、可能な範囲でちくちく貯めて、したいことが出来るように…これぞまさに大人買い!
節操はわきまえて、今日は終幕。