2015年5月21日木曜日

クロオオアリ ハンドペアリング成功?


5月18日(月)にクロオオアリの再飛行があったことは書きましたが、この日、実は姫アリと雄アリを確保していました。
と言うのも…
この日まで翅を落とす気配も産卵する気配も見せないクロオオアリ【仮装110号艦及び111号艦】

彼女達と交尾させたい…そしてクロオオアリの女王の増加を…などと、またもやド素人同然のぺーぺーが妄想したのです。
ちなみに、姫アリの方も未落翅個体でした。

これは、くろがねありんこ飼育の先輩諸氏が行っている「ハンドペアリング」というものになるだろうか。

な・ど・と
妄想しながらも、体調が思わしくなかったり、他のくろがねありんこ達(主にクサアリモドキ【海龍】)の世話に肩入れしたりで1日放置…さらに火曜日に4杯の姫を手に入れたことでさらに熱意は低下…
という経過をたどり、19日火曜日にはもはや面倒になってチッ○スターの空箱?
チップ○ター

に捕まえた雄アリ1杯、前述した未落翅の姫アリ3杯を放り込んで放置してしまいました…
蓋も本体も何も加工なし、保湿の考慮もしていません。
内部温度は室温と同程度と考えればせいぜい22~24℃。
真っ暗で狭い環境に雄+雌、計4杯のくろがねありんこを閉じ込めたわけです。


深夜、何気なく覗くと…あれ?1杯の姫が翅を落としています。
ん…?もしかして交尾した?
え?こんな環境で?(クロオオアリが気温25℃以上の比較的多湿な日に飛ぶことから考えると…)
疑いつつも、がんばれよの意味も込めてメイプルを与え、また蓋をして放置…

5月20日水曜日
ムネアカオオアリ多雌の失敗に落胆しつつ、蓋を開けると…なんと3杯全ての姫が翅を落としているではないですか!
姫は既に引越済み

雄アリは死んでいました…これは交尾成功…?
いやいや待て待て。
単に暗い空間に置いておいたから翅を落としただけなのでは…?
幸い(?)姫たちは激しい喧嘩をすることもなかったようで、触角・脚に欠損はありません。
ひとまず別々の飼育ケースに移しました。
もはやどれがどの姫だったかは分かりません


5月21日木曜日
ハンドペアリング(させたつもりもなかったのですが)は成功したのか…
恐る恐る(?)飼育ケースを覗くと…卵が…ある!…ある!!……ある!!!
視界不良だけども【75式単蟻装置11型】はそれを代償にした安価生産だから仕方ない

3杯とも産卵していました。
いままで産卵しなかった2杯が産卵しているということは…成虫が羽化するまで確かなことは言え無いとは思うのですが、交尾が成功したということでしょうか?
クロオオアリは光だの湿度だの温度だの、そんな細々と考慮しなくとも一度活性化すればハンドペアリングさせられる簡単な種…という理解で良いのでしょう…か?
でなければこんなテキトーな方法でハンドペアリングのような行いが成功するとは思えないのですが…うーぬ…

ちなみに、成功していたとして
雄アリは3杯の姫アリと十分交尾するだけの精子を保有しているのか?という疑問も
自然界ではこんなに雌雄が偏った状況はないでしょうから…如何に?

なんにせよクロオオアリはこれらの新女王陛下を加えて総勢10杯の大所帯…多雌実験にはスタートが遅すぎるかな…


くろがねありんこシーズンが始まって分からないことだらけ、謎だらけです。
ですがこういう積み重ねがまた、次の機会に生きることを願って。
今日は終幕。

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