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2015年5月31日日曜日

なにかが飛んだ日曜日

訃報

クロオオアリ(野生翅姫ハンドペアリング個体)1杯、そしてワーカーの全滅していたトビイロシワアリAコロニーの女王陛下がお隠れに…
クロオオアリに関しては原因不明、トビイロシワアリは…ワーカーがいなくては当然か…繭導入すれば良かったのですが…


本日のお題

なんとも風の強い日ではあるが、自宅のコンクリートの上を羽アリらしき黒い点が動いているのを見つけました…と、そんなこんな。
本日のお休みはまたカメラ片手に自宅周りを少し探索してみました。
話戻って。かなり小さいですね。
こんな強風の日に、しかもこんな小さいくろがねありんこが…飛べるのか?
と、思いつつも、肉眼で見た限りはサイズ的にも雄アリのような気配を感じます。
拡大してみると
お化粧中にパチリ。
雄アリ…で良いんですよね?君は。
乏しいくろがねありんこ知識から察するに…アメイロアリの雄アリ…なのかな?
アメイロアリの姫アリは今春捕まえていますが、それに比べてもはるかに小さい。
女王蟻の画像は多くあっても雄アリは画像が少なくて探しにくいですが…アメイロアリくらいだったらあるかな?

クロヤマアリ【野生】

気温がどんどん上がり…と言うよりだいぶ前から暑い日が続き、野生のくろがねありんこ達も給仕にてんてこ舞いと言ったところでしょうか?
クロヤマアリの巣では続々と餌が運ばれていました(マイマイガの幼虫が多く目立ちました。)
そんな中で目立ったのがこのムネアカオオアリの姫の骸。
鳥類にやられたのかはたまた他の原因か、良く見かける『腹無し』でした。
でも…よくよく見ると首元にもなにか…別の蟻?でしょうか?(トビイロケアリ?)咬みついているようにも見えますが…
踏んだり蹴ったりで力尽き、クロヤマアリのワーカーに見つかった…のかな?

こんな大きな死骸、どう考えてもクロヤマアリの巣穴は通りませんよね…
案の定、入り口で立ち往生
最後まで見てはいられない(日差しが暑くてたまらない)ので退散しましたが、4時間後には巣の周囲には見当たらなくなっていました。
巣穴を拡げて引っ張り込んだか、風に飛ばされたか…後者かな?

トビイロシワアリ【野生】

自宅前、舗装のわずかな隙間に巣口を設けているコロニー。
巣の拡張には日々、余念がないようです。

しつこいようですが、これ本当に鳶色?
昨年は気付かなかったので、ちょうど昨年に飛んだ女王陛下のコロニーでしょうか?
それとも引越コロニー?
なんにせよ、大雨の際に水没してしまわないか心配です。

ミカドオオアリ

…の死骸を発見。



それなりの個体が自宅周りで徘徊していた…と捉えて良いのか…
もう少し飛行日に時間が取れれば、来年はより多くの姫アリ確保が望めるのかもしれません。




暑い日が続きます。
その割に冷夏との予報もあるとか?
そんなことより降雨が少なすぎます。
今年の田んぼはどうなるのでしょう…
手前からハリギリ、コシアブラ、タカノツメ。こんなに大きくなりました。

雨の少なさは主人の水やり回数増加で耐えている、鉢植えたちの写真を載せて、今日は終幕。
 

2015年5月3日日曜日

初夏だ…くろがねありんこ野外観察

野外でくろがねありんこ達を探しました。
さすがにこう天気が続くと活動が活発になってきています。

トビイロシワアリ

野生

巣口なのか、おいしい獲物をこの中に隠したのか。
自宅裏、土の粒子の大きいところで多くのトビイロシワアリが出入りしていました。
土粒をくわえている…やっぱり巣?

なにやら運んでいます。
日頃から、トビイロケアリは確かに「とび色」と言えるかもしれないが、トビイロシワアリは「とび色」に見えないじゃないか?と疑問でしたが、こうして拡大してみるとちょっと「とび色」っぽいですね。
…って根本的に種を間違っているなんてことはないだろうか…うーぬ…

飼育中【Q3コロニー】TF1

順調に産卵が続いています。
TF2は滅んでしまいましたので多雌コロニーは唯一これだけ(と言ってもTF2は超初期に多雌崩壊していましたが…)
肉餌の好き嫌いは相変わらず激しいですが少しずつ成長しているようですのでヨシとします。
室内灯だと真っ黒だな…本当にトビシワ?
トビイロシワアリはクロヤマアリよりも神経質(臆病?)なので基本そっとしています。
トビシワA、女王陛下単独コロニーは幼虫が2匹に減ってしまいましたが、もうすぐ前蛹になりそうです。
ワーカーが増えればきっと順調に…
これもTF1

トビイロケアリ【採取】

新しく朽木の巣を見つけたので、幼虫を失敬させてもらいました。
約30匹
昨年同棲には成功したものの、全く産卵しないアメイロケアリ女王陛下が居るので、そちらに導入してワーカーの活性化と、願わくばアメイロケアリの産卵にこぎつけたいです。
出来れば繭が良かったのですが、繭の生産には少し早い時期なのでしょうか?
見当たらなかったので贅沢は言っていられません。

…うーぬ…本当は年を越して産卵しないとなるともう絶望的でしょうか…

ヨツボシオオアリ

飼いたいなぁ…とは思いつつも
難しいとの話も聞きますし
なによりも女王蟻を見たことがありません。
ただ近くに居るということはいつかは捕まえられるはず…今のうちに飼育ノウハウを確立させたいものです。

クロヤマアリ

とあるダムにて
腹部第二節に立毛が見えたのでクロヤマアリで間違いないと思います。
非常に活発に動いていました。
うーぬ…やっぱり5月2日の死骸と比べると黒いなぁ…
自宅裏のクロヤマアリはやっぱりヤマクロヤマアリ?

クロオオアリ

死にかけの個体が居ました(知らず知らずのうちに踏んだ?)ので、超接写を

腹部分の立毛は肉眼でもよく見えるんですが、背部や腹柄節のとなるとこんな写真ででもないと見えませんね。


昨年は失敗してしまったクロオオアリ飼育。
その雪辱を誓って今日二度目の終幕。