2015年5月2日土曜日

ヤマクロヤマアリ?の悲しい結末

4月29日に引越しを観察したクロヤマアリの巣。
今日見たらばクロヤマのワーカー死屍累々…トビイロケアリワーカーが運び出していました。

小屋の入口のコンクリート、それと土の間に営巣していましたが、近くの朽木にトビケも営巣していました。
正規の入口からトビイロケアリが出入りしているのを見たのは今日が初めてなので、土の中、故意か不意かはわかりませんが巣口が繋がり、そこからトビケが出入りしていると考えるのが妥当ではないでせうか?


で…
「実はハヤシクロヤマアリでした」などと書いていましたが…
死骸をよくよく見ていると…

脚、触角べん状部、大あご…褐色に見えます。
え?
実は実は「ヤマクロヤマアリ」だったのでしょうか?
この巣の場所は我が家のすぐ裏手、標高はせいぜい300mちょい…ヤマクロヤマアリと言えば標高1000m以上の冷涼な気候の山に生息しているとの思い込みがあり全く考慮していませんでしたが…
脚や触角の色合いが違うことには前々から気になっていましたが、太陽光の当たり具合で違った色合いに見えているんだろう…程度にしか考えていませんでした。

詳しく見てみようと夕方になってから巣に戻ってみましたが、近くのトビシワさん達が持って行ったのか、はたまた気が変わったトビケさんが持って行ったのか、胸部分しか残っていませんでした…

なんにせよ、この巣は壊滅してしまっています。
女王アリが逃げられていればよいのですが…周囲を探って引っ越し先を見つけたいものです。


GWも初日を消化。
こんなところで、今日は終幕。


~追記~
うーぬ…
改めて周囲の森を探索してみました。
クロヤマアリワーカーをよく見かけるんですが…
どうも光沢の違うクロヤマさんが時々いるんですよ。

ヤマクロヤマアリ、ツヤクロヤマアリは他の方のブログ等見ても、「○○山で捕まえた」のようにある程度標高の高い場所に居るものだと認識しているのですが…
このような低地に生息しているのでしょうか?
単なる思い込み、認識不足だとは思いますが…サンプルとして捕まえてこなければ何とも言えませんね。
今季の課題としたいと思います。




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