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2016年7月17日日曜日

いろんなくろがねありんこ飛びました

山形県はこの3連休、雨がぱらついたり、日差しがカーッと差したり、蒸し暑いことこの上ない…

これはくろがねありんこ飛ぶっしょ!

まさにくろがねありんこ姫の飛行日和…ということで家の周りを探索しました。
戦果は下記のとおり。

・トビイロケアリ多数
・テラニシクサアリ4杯
・クサアリモドキ8杯
・アメイロケアリ1杯
・フシボソクサアリ(有翅)1杯
・ムネボソアリ…だと思う1杯
他、ハヤシクロヤマアリと思われる姫もいましたがスルー。

クサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)は無王群への投入を目指します。
テラニシクサアリは…もういいや…リリースします。
アメイロケアリ、フシボソクサアリはちびちび導入していきます。
トビイロケアリは可能な限り飼育して寄生種の宿主としての育成を…!

そして2年ぶり?ムネボソアリ!
ピンボケ…


正直ムネボソアリという確証はありません。
思ったよりムネボソアリって種類あるんですね…
細かすぎてまったくわかりませんよ!?

本気でいい顕微鏡がほしくなってきた今日この頃…終幕・

2015年3月18日水曜日

くろやまあり同定…挑戦

昨日今日と、春の陽気。
テレビでは四月中旬並み、上旬並み、との報道。
まさしく春。
雪が無い地方では、くろがねありんこ達の活動も始まっているんでしょうか?

ワタクシ在住、山形の地では1m近い積雪がいまだ健在です(T_T)
街中は目に見えて減りましたが、野山はまだまだといった感じ。

訃報

ムネボソアリ【ゴリアテ】女王陛下、お隠れになりました。
メイプルは与えてましたが、あんな小さな体で、単独での越冬はやはり厳しいということか…

そもそもワーカーが逃げるようなヘマをした自分が悪いのですが…
「同じ轍だけは二度と踏まない」
人生論です。
同じ過ちを二回繰り返すことのないように…黙祷


クロヤマアリ群同定

いい加減「クロヤマアリ群」のような曖昧な表記ではなく、クロヤマアリなのかハヤシクロヤマアリなのか、はっきりさせたい。
そんなこんなでクロヤマアリ群の同定を愚かにも企ててみました。

デジカメのスーパーマクロ、最大拡大で腹部を撮影。
フリッツ・ツヴァイ女王陛下のお腹

『日本産アリ類画像データベース』によれば
ハヤシクロヤマアリは腹部がビロードのような光沢が見られ、灰色であるクロヤマアリとの判別は容易である、といったようなことが書いてある…容易ではない(泣)
⇒写真だけを見る限り、クロヤマアリもハヤシクロヤマアリもシルバーに光っているようにしか見えない。
 太陽光で金色に輝く…といった表現もどこかで見かけたのですが、どうにもわからない。単に鹵獲している種類が一種類という可能性もあるのですが…

では次だ!
ハヤシクロヤマアリは腹部第二節に立毛(剛毛)がほとんどない点で判別は容易である(クロヤマアリは複数の剛毛を持つ)、とある…容易ではない(泣)
まずその腹部第二節がよく見えません。
12倍ルーペでくろがねありんこに穴が開いてもおかしくないほど注目して見るんですが…
立毛が『無い』のか『見えない』のかがわからず、どうにももどかしい…
これでもよく撮れている方なんです…ゼノビア女王陛下
というわけで今回のデジカメ作戦…も失敗です…
ケース越しだからでしょうか?
どうも焦点が合っていないようにボヤけて、毛の有無が判然としません。
変わってグスタフ女王陛下、腹部第二節に剛毛がうっすら見え…ます?

同じくグスタフ女王陛下「なにお尻ばっかり撮ってるのよ!この変態!」

ええぇぇ…?
うーぬ…ひとまずこのまま『クロヤマアリ群』とします。
自分の目が悪いのでしょうか?
ハヤシクロヤマアリの方が頭部等ほっそりしている、というのも、ネット上の画像をいくら見比べてもどうもしっくりきません。
コロニーとして成熟していけば、判然とするのでしょうか?

F_Z【フリッツ・ツヴァイ】、G【グスタフ】、Z【ゼノビア】女王陛下には立毛が見える気がします。
これら3杯は仮にクロヤマアリとします。


プチ

ブルーノ女王陛下、やはり産卵していました(^^)
ブルーノ女王陛下左、平行にならんだワーカーの口に
写真を拡大してみて気付きました。
新しく生んだのか、それともワーカーが持ち歩いていて気付かなかったのか。
現在は1個乃至2個です。



一年目、不世話に終わったくろがねありんこたちの躍進を願い、今日は終幕。

2015年3月3日火曜日

むねぼそあり

飼育種について全く書いてなかったので今日から少しづつ書いていければ…


今日はムネボソアリについて

捕獲日は平成26年の6月24日。
夕刻にアスファルトの上で発見しました。
このサイズの姫アリ様を見つけられたとは、いまでも不思議です。
内径8mmチューブ内に入ってこの大きさ…小さい…

捕獲してから3日で産卵を開始
黄色で綺麗な卵

7月17日には孵化し、順調に働きありんこも5~6匹に増えました。
卵や幼虫なしの状態で冬に突入したのですが…

思い出したくもありません…
水を足した際、給水用の穴をセロハンテープで塞ぎ忘れ、わずか1日、翌日気付いた時にはワーカーが1匹残らず脱走していました…
女王陛下は残っていたのですが、女王を置いてトンズラするのかよ…オイ!?
…と、本気で思っているわけではありませんが…

わずかな望みをかけて数日穴を塞がずいましたが、1匹も戻ってきませんでした。
くろがねありんこの帰巣本能も本当、アテにならないものです…


そんなことで今現在、2年目だというのにゴリアテ女王陛下、たった1匹で越冬中です。


そんな女王陛下の写真を載せて、今日は終幕。