2015年6月19日金曜日

キイシリ&リュウキュウアメイロ食事風景。

今日も過ごしやすい日になりましたが
くろがねありんこ達の飛行日には全くの不向き。
しばらくこういう日は続きそうですが、なんとも残念なことです。

いや
逆にこれで爆発的に飛んでくれるでしょうか?

多少涼しげでも、山形ではエンマコオロギの幼虫(幼生?)がちょうど良い大きさに育ってきました。
くろがねありんこ達の希少な餌となっています。
農薬も除草剤も、我が家の管理する森林内・敷地内での採取だからあまり心配はしていませんが万が一ということがある…という心配はしても始まりません。

キイロシリアゲアリ【金剛】

後続の幼虫が居ないかと思っていたらいつの間にか育ってました。
相変わらずコロニー規模は(飼い主の不世話が原因で)小さいのですが、後続は続々育っています。

みんなで囲んで

かじかじかじかじかじ
あくまでも私の観察の範囲でですが、キイロシリアゲアリはタンパク餌を与えても幼虫に直接与えることはしていません。
必ずこのようにワーカーが寄ってたかって分解するようです。
クサアリモドキ【海龍】コロニーのワーカー、もといトビイロケアリワーカーは幼虫の小さい大きいにかかわらず、結構ドカッとそのまま餌を幼虫の上に乗せているのですが…
これも種の違いなのでしょう…か?
メイプル+黒糖+乾燥赤虫。キイシリさんはお腹のボンレス化が分かりにくいですね。
写真では分かりずらいのですが。メイプル(+黒糖)の液の上には乾燥赤虫の粉末がまぶしてあります。
ワーカーの反応は多少鈍るのですが、粉末が水滴の表面にくっついていることで、表面張力が発生しない(のかな?)ので、溺れるワーカーはほとんどいません。
たまに餌場の天井を歩いていて蜜餌のど真ん中に落ちるおバカさんもいますが…


リュウキュウアメイロアリ【ツヴィリンク】


存外増えないワーカー数

結局リュウキュウアメイロアリは多雌なのか?
単雌がたまたま仲よくしているだけなのか…
分けなくては分けなくてはと思いつつも、あの小ささを見ているとやる気が…
こちらも集まって

(別の餌)かじかじ
リュウキュウアメイロアリは乾燥赤虫の粉末をよく食べてくれているので助かりますが、逆に幼虫に対してどういう給餌をしているのかはよく分かりません…
今日コオロギの足を与えたところ、カジカジしているようでした。
と言ってもこの程度のカジカジはトビイロケアリワーカーもしていました。
リュウキュウアメイロアリの本質はいかに?
ちうちう…お腹大丈夫か!?
メイプル(+黒糖)の与え方はキイロシリアゲアリと一緒、乾燥赤虫の粉末コーティング。(コーティングとか言っても滴の上から軽く振りかけているだけです。)
この処理をしないと小さいくろがねありんこですから、本当にすぐ溺れます。
ただ…自然死した個体をゴミとしてメイプルに捨てている可能性もありますので一概には言えないような気もするのですが…
栄養交換~
こんな…餌皿の縁、メイプルから2センチも離れていません。
餌を知らせる簡易なものではなく、長々と本格的な栄養交換でした。
もらっている側がよっぽど要領が悪いに違いない(そんなわけない)。


飼っている側の人間である私はせめて要領よく、くろがねありんこ達の世話をしなくてはいけませんね。
がんばろう。
終幕!

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