2015年6月17日水曜日

オオアリ属たち

ムネアカオオアリの多雌は実現するのか?
通常は、と言うより生態として単雌、つまり女王蟻はコロニーにたった1杯であるムネアカオオアリ。
しかしながら結婚飛行直後の個体は意外にも親和であることがあるようで、そのような記述はいくつか見かけます。
ただし
その結末まで書かれたブログ等見たことがありません。
それはやはり結局はどちらかの女王蟻が『淘汰』されることで、もしくは仲違いが起きることでコロニーが崩壊することを示しているのでしょうか…

試してみなくては分かりません。
まずは自分の目で見なくては。

そんなこんなで

ムネアカオオアリ【NK-2】多雌コロニー。

5月25日より開始したこの実験多雌コロニー。
最初の女王蟻3杯での失敗に懲り、まずは2杯でと挑戦中。
落翅したが産卵しなかった小型の個体と通常個体の組み合わせという多少通常とは異なる条件ですが、現状3週間以上経過した今も仲は良いようです。
大きさの違いが良く分かる一枚。どちらもちゃんとした女王アリです。

大型ワーカーと取り違えるような馬鹿はやっていません。…多分
卵はいくつか孵化したような…
ただ、本当に安心して良いのはワーカーが多数になってもどちらの女王も淘汰されない、そのような状態でしょうから、これから先、安心できない日々は続きそうです。
卵の数がそんない増えていないので、産卵しているのはやはり片方の女王アリだけのように推察されます。
しかしこのような片方の女王蟻が産卵していないような状態で、産卵していない女王蟻がどのような待遇を受けるのか、どのような立ち位置になるのか、想像できる部分は色々とありますが、実際はどうなるのか…
これから先の展開が楽しみではありますが、本当に上手くいくのかな…
あああ悩ましい。


クロオオアリ【甲乙丙丁】

クロオオアリ【甲乙丙丁】女王陛下に限らず、クロオオアリ女王陛下達の幼虫がグンと大きくなりました。
ここらへんの成長がどうも段違いに早い気がするのは毎日ちゃんと見ていないせいでしょうか?

ケースがクリアで非常に観察しやすいのはいいのですが、給水が予想以上にキツイです。
石膏の乾燥状態が分からないのと、チューブからの浸透がやけに遅いのと…そのうち過乾燥を引き起こしそうで怖いです。
75式単蟻装置21型はまだまだ改善の必要性がありそうです。
つやっ!
写真写りがまるでカラフトクロオオアリのような光沢。
クロオオアリ【丙】女王陛下の写真を載せて、今日は終幕。

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