2015年3月8日日曜日

3月6日 飼育ケース作成①

日に日に暖かく…なった気はそんなにしませんが
天気は雨の頻度が格段に多くなり、積雪も目に見えて消えてきました。

春近し

新年度のくろがねありんこ飼育に向け、この土日は飼育ケース、新式蟻装置の作成を行いました。
auのINFOBAR A01と大きさを比較



74式蟻装置32型


31型からの変更点は

壱.石膏埋め込み式の給水用チューブを、フタを貫通して設置。
弐.底面(内)にメラミンスポンジ設置。
参.餌場接続用のチューブを6mmにグレードダウン。


以上3点。
プリンカップにメラミンを設置した餌場(改名『74式餌場11型』)と併用して使用予定。
32型は以前も述べたとおり、観察のしやすさを捨てた。
これでも一番内部が見やすいタッパーを選んではいるのだが、いかんせんこれが限界だ。
タッパーが1個25円、チューブ単価が1m70円としてもせいぜい10センチ程度しか使わないので実質7円、石膏も32型1個で20円程度分しか使用しない。
他メラミンやチューブの栓用に作成する4~6mmチューブと接着剤等あるが、単純に考えて製作費は60円程度。
(工作用の電動ドリル等の経費は無視)
50円玉1枚分、とはいかなかったが、兎に角安価かつ製作が容易なのが74式32型の強み。
大型種は後述の75式単11形に譲り、中~小型種にターゲットを絞ってチューブの径は小さくした。


75式単蟻装置11甲型、11乙型

11甲型

11乙型
74式32型の構造を引き継いだ75式単蟻装置11型の甲、乙。
「単」は姫蟻、コロニー創設の飼育を目的としていることを示す。
74式32型の角型から円形になり、内容積がさらに減少。
使用する石膏が減り、狭い分だけ、くろがねありんこ達も安心できるのではないだろうか?

11甲型は土中営巣種を想定。
11乙型は接続拡大用だった74式21乙型とは性格が違い、枯木や竹内に営巣する種を想定。
11甲型に一本加えたチューブに、さらに個体の大きさに合わせたチューブを接続する構想。
中央のタッパーは単に水分保持の場になる。
場所の選択に幅を持たせればと考えて作成したが、実際どの程度効果があるか…


75式単蟻装置21型


構造、構想共に上記の蟻装置と変わりない。
ただ視認性、観察のし易さは格段にこちらが上だ。
ただし外殻のケース単価が1個50円と高い、とは言え個の透明度、サイズの最適さはそれを補って有り余るものはある。
原材料のままだと蓋が緩く、不安があったが、給水用のチューブが蓋を固定する役目も果たし、密閉度は十分だ。
給水時の水分の均等な拡散を考えて中央に給水チューブを設置したが、飼育を行ってみて変更する必要はありそうだ。





といったところで本日第一弾は終幕。
つづく。

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