2015年3月18日水曜日

くろやまあり同定…挑戦

昨日今日と、春の陽気。
テレビでは四月中旬並み、上旬並み、との報道。
まさしく春。
雪が無い地方では、くろがねありんこ達の活動も始まっているんでしょうか?

ワタクシ在住、山形の地では1m近い積雪がいまだ健在です(T_T)
街中は目に見えて減りましたが、野山はまだまだといった感じ。

訃報

ムネボソアリ【ゴリアテ】女王陛下、お隠れになりました。
メイプルは与えてましたが、あんな小さな体で、単独での越冬はやはり厳しいということか…

そもそもワーカーが逃げるようなヘマをした自分が悪いのですが…
「同じ轍だけは二度と踏まない」
人生論です。
同じ過ちを二回繰り返すことのないように…黙祷


クロヤマアリ群同定

いい加減「クロヤマアリ群」のような曖昧な表記ではなく、クロヤマアリなのかハヤシクロヤマアリなのか、はっきりさせたい。
そんなこんなでクロヤマアリ群の同定を愚かにも企ててみました。

デジカメのスーパーマクロ、最大拡大で腹部を撮影。
フリッツ・ツヴァイ女王陛下のお腹

『日本産アリ類画像データベース』によれば
ハヤシクロヤマアリは腹部がビロードのような光沢が見られ、灰色であるクロヤマアリとの判別は容易である、といったようなことが書いてある…容易ではない(泣)
⇒写真だけを見る限り、クロヤマアリもハヤシクロヤマアリもシルバーに光っているようにしか見えない。
 太陽光で金色に輝く…といった表現もどこかで見かけたのですが、どうにもわからない。単に鹵獲している種類が一種類という可能性もあるのですが…

では次だ!
ハヤシクロヤマアリは腹部第二節に立毛(剛毛)がほとんどない点で判別は容易である(クロヤマアリは複数の剛毛を持つ)、とある…容易ではない(泣)
まずその腹部第二節がよく見えません。
12倍ルーペでくろがねありんこに穴が開いてもおかしくないほど注目して見るんですが…
立毛が『無い』のか『見えない』のかがわからず、どうにももどかしい…
これでもよく撮れている方なんです…ゼノビア女王陛下
というわけで今回のデジカメ作戦…も失敗です…
ケース越しだからでしょうか?
どうも焦点が合っていないようにボヤけて、毛の有無が判然としません。
変わってグスタフ女王陛下、腹部第二節に剛毛がうっすら見え…ます?

同じくグスタフ女王陛下「なにお尻ばっかり撮ってるのよ!この変態!」

ええぇぇ…?
うーぬ…ひとまずこのまま『クロヤマアリ群』とします。
自分の目が悪いのでしょうか?
ハヤシクロヤマアリの方が頭部等ほっそりしている、というのも、ネット上の画像をいくら見比べてもどうもしっくりきません。
コロニーとして成熟していけば、判然とするのでしょうか?

F_Z【フリッツ・ツヴァイ】、G【グスタフ】、Z【ゼノビア】女王陛下には立毛が見える気がします。
これら3杯は仮にクロヤマアリとします。


プチ

ブルーノ女王陛下、やはり産卵していました(^^)
ブルーノ女王陛下左、平行にならんだワーカーの口に
写真を拡大してみて気付きました。
新しく生んだのか、それともワーカーが持ち歩いていて気付かなかったのか。
現在は1個乃至2個です。



一年目、不世話に終わったくろがねありんこたちの躍進を願い、今日は終幕。

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