2016年5月31日火曜日

季節外れの引っ越し

ミカドオオアリの悲劇…というよりワーカーの異常発生からの全滅という事態を目の当たりにして、今更というか、やっぱりというか…
飼育ケースの清潔さを保つのは人間の仕事なのだと実感。

平成26年度から飼育しているトビイロケアリ4組、クロヤマアリ8組、平成27年度から飼育しているクロオオアリ4組について75式蟻装置31型及び76式蟻装置21型へ引っ越しを行いました。

行いました…といっても実は数日前から新居をアルミホイルで覆い、旧居の方にはライトを至近距離で当て続けていたのですが…引っ越ししたのはなんとクロヤマアリ2組とクロオオアリ1組だけ…
忍耐力がないんです、ええ。
強制引っ越しを行いました。
ベビーパウダーを淵に塗ったコップ餌場を準備し、旧居に立てこもるくろがねありんこたちを筆を使って落としていきました。
といってもやはりくろがねありんこたちには自分たちの匂いのする旧居の方が居心地がいいのでしょうね…

なんだかんだで無事引っ越しは完了。
大混乱のワーカーたちがケースを持つ手にまでは走り回ってくれなかったおかげで助かった。
やはり引っ越しは活動が鈍る冬にすべきと実感。

平成26年鹵獲 クロヤマアリ

75式蟻装置31型


76式蟻装置21型のような垂直方式の接続は行っていないが、餌場を飼育ケースの上に置くという方法は同一。
市販のエル型コネクターも見つけてはいたが、あまりにも値が張るので百均のグルーガンを使って自作した。
内径8㎜チューブを斜めに切ってくっつければそれだけで何とかなった。
昨年度は世話不足によりまったく数が増えていない。さらに越冬で3杯の女王陛下がお隠れになった。
残ったワーカーはすべてクロヤマアリA【アントン】女王陛下のコロニーに合流させた。

クロヤマアリA【アントン】
クロヤマアリB【ブルーノ】
クロヤマアリE【エミール】
クロヤマアリG【グスタフ】
クロヤマアリH【デア・グロッセ】
クロヤマアリZ【ゼノビア】
以上の女王陛下が存命。


平成26年鹵獲 トビイロケアリ

76式蟻装置21型
世話不足と思っている割には、数を増やしていた。
と言っても自然界ではワーカーの数が数万単位を誇るトビイロケアリにしてみればこの様は絶不調もいいところか…

トビイロケアリA,Bコロニーは左と右の部屋を使い、C,Dコロニーは左のみ使用している。
真ん中を使わないのはどういう意味なのだろうか…?
しかし視界が一気にクリアになった。
いままではタッパーだったので
こんな感じでしたが、今では
トビイロケアリD女王陛下…あれ?
はっきり写ります…ってあれ?
う・・・わかりにくいですがトビイロケアリD女王陛下の右触覚がありません…
ああ…そう言えば…クサアリモドキ多雌実験なんて去年このコロニーでしていました…
結果クサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)の女王陛下3杯がお隠れになって終わったのですが、この様子だとこのトビイロケアリ女王陛下はすんでのところでコロニー乗っ取りを免れたのでしょうね…

そう言えばこのコロニーってもともと寄生種の宿主にするつもりだったんだなぁ…

平成27年度鹵獲 クロオオアリ

餌場の接続方式はクロヤマアリ達と一緒


昨年鹵獲に成功したクロオオアリは10杯近いが、生き残ったのはこのクロオオアリ甲乙丙丁女王陛下のみ…
74式蟻装置21型はクロオオアリとは相性が悪いのか…すべてお隠れになった。
他のくろがねありんこの飼育では脱走以外は問題がないのだが…
しかしクロオオアリは本当に大きい。
当たり前かもしれないが大きい。
トビイロシワアリやアメイロアリを眺めた後、クロオオアリを見るとうおお…となってしまう。
この蟻装置もすぐに手狭になりそうなので追加の蟻装置の製作を急がなくては…

クロオオアリ甲
ボンレスお腹のクロオオアリ甲女王陛下のエロい画像を乗せて今日は終幕。

2016年5月30日月曜日

ミカドオオアリ・チート発動準備…致し方なし(ワーカー導入だ!)



先日の閑話休題でH27ミカドオオアリ女王陛下(4号艦)のコロニー、最後のワーカーが痙攣していると書きましたが…
………
これが最後のワーカーです。
嗚呼…まったくもって無情なり…女王陛下はもはや独りぼっちです。
こんなに幼虫や卵はあるのに…

禁断の飼い主ワーカー代わり(?)をしてみましたが…
何をしたかと言えば飼育ケースを開けて死んだワーカーを取り除き、幼虫の上に餌を置き、蜜餌を女王陛下のそばに置いて…どう考えても多大なストレスを与えることになりそうなのでこれっきりにします。


ということで本日を迎えました。

昨年の今頃クロクサアリが飛んでいるようなので、灯火巡りに行ってきました。
と言ってもやはりまだ早い感は拭えませんので、羽虫捕りと言った方が正解でしょうか?
しかしそれ以上の目的がありました…

これです。

立派なメジャーワーカー

×五匹
野生のミカドオオアリワーカーです。
消防のポンプ小屋に営巣しているコロニーから5匹拝借してきました。
うちのミカドオオアリ女王陛下は今日蜜餌を飲んでくれたので最悪今週いっぱいぐらいはもつと思うので…その間になんとかこのワーカーを導入したいものです。

くろがねありんこ(リュウキュウアメイロアリおよびクロナガアリ)を買っている人間が何を言っているかと思われるかもしれませんが
基本的に私はくろがねありんこ飼育は姫蟻(新女王蟻)からするものだと考えており、新設コロニーへの繭やワーカーの導入は寄生種でもない限りチート行為と考えております。
などと偉そうなことを言っても、死ぬとわかっていて放っておくのはまたこれは耐えられない…

H28 ヨツボシオオアリ

卵を産みました
ああ…早くヨツボシワーカーわしゃわしゃ見たいなぁ…
ワーカー導入したいなぁ…



結局ブレブレじゃないかと想いながらも、今日は終幕。

H28新ミカドオオアリ姫はまったく産卵しません…
ダメかな…

2016年5月29日日曜日

シロアリ現況 産卵しました!

ヤマトシロアリ飼育開始より10日経過しました。

おさらい
~クロネコ大和の極個人的なシロアリ解釈~
空気と光が大嫌い。その生活史を見ても、くろがねありんこ以上に引き籠り。
でもセルロースだけあれば生きていける。
湿気、これくろがねありんこ以上に大事。
ということで
・なるべく極小な生活空間を。内径8㎜チューブを使用。
・チューブ下にメラミンスポンジ(保湿兼通気も確保できる?)を詰め、その上からレンジでチンしたカブトムシ用クヌギマットを突き詰めた。
・チューブはコップ内に立てて置き、下には常に水を張っておく。保湿&逃走防止を想定。
・通気の不安は…あとで考える。

ということで
新女王・新王からの飼育記録をまだ見つけることができていませんが、ウィキペディアには「ちょっとしたストレスで死んでしまう」旨の記載がありました。
ということでヤマトシロアリ3ペアについてはノータッチでいましたがさすがに一週間に一度ぐらいは見たいもの。


ということで覗いてみましたが…
姿は見えども…

卵はあるのかな?とか…

姫と王子のシルエットしか見えないよ…
ぐわぁ…
チューブ飼育は以前から写真写り最悪でしたがクヌギマットが入るとさらにひどいことに…
ひとまず10日経過した現時点で3ペアの生存を確認しました。

チューブにマットを詰めた際、ツヴァイス・ペアだけメラミンスポンジの長さが足りなかったらしく、少し水分控えめな状況。それが原因かわかりませんが、クヌギマットが固まったまま残っており、ペアもその中にもぐっているのでほぼ視認は不可能…
逆にアインズとドライズのペアチューブは見た目で明らかに湿気っているような状況。クヌギマットもまとまりがなく、ペアは潜れていない。観察にはよいが環境的にどうなのか…適切なのか?な?
忘れないように書き留めておくが、このようにペアごとにチューブ内の湿気に差異が出ている。


写真写りは最悪だが、ルーペでマジマジと観察すると…
アインズ・ペアで2コ、ドライズ・ペアで4コの卵?を目視確認できました。
…勘違いでなければ…
ツヴァイス・ペアは前述のように確認不可…
くろがねありんこのように未交尾産卵だと雄しか生まれない…ということはないはずなので、アインズとドライズに関してはうまく姫・王子(もしくは姫・姫?)ペアに出来ていたという事でしょうか?

さて、現時点で卵の数が確認できただけで2~4コ。
10日経過していることを考えて、さらにヤマトシロアリは巣の中で交尾をしてから卵を産むので…最初の2~3日は住居づくり(クヌギマット掘り)に費やしたとすると?

推測になりますが2日に1コほどのペースで産んでいることになります。
くろがねありんこと比べても妥当なペースに思われますが、どうでしょう?

ストレスに弱い、と聞くと毎日観察されるのがためらわれるので、1週間に一度としますが、もしくろがねありんこと同じ生活史で孵化に2週間ほどかかるとすると…だとすれば幼虫を見られるのは次の次、再来週となりそうですね。

期待と不安が入り混じって、今日は終幕。

2016年5月28日土曜日

あらぶるキイロシリアゲアリ『金剛』コロニー

三年目を迎えましたキイロシリアゲアリ『金剛』コロニー。
女王陛下4杯からスタートしたこのコロニー、1杯の女王陛下は淘汰されてしまい、現在3杯の女王陛下がいる状態です。
実は冬季に失敗作蟻装置の実験台にしてしまい…相当数のワーカーの脱走・喪失を許してしまいました。
でもまだまだいっぱいです。
…三年目にしてこの数が妥当かと言われれば…うぅ…
5.14撮影。女王陛下3杯は健在

冬季の緩慢期を過ぎ、幼虫たちの急成長が始まっています。
食欲旺盛、キイロシリアゲアリは獲物をみんなでカジカジしてバラしていきます。

ミールワームの蛹です。

今年こそは新しいケースを接続してやりたいところ。
そうすればもっと増えるのでは?と思ったりあまり増えたら困るよなぁと思ったり…

給餌プラス生活空間の確保。
これがくろがねありんこの増加に欠かせません。

画面真ん中あたり、大きな幼虫を顎全開でくわえてるくろがねありんこを見ると…萌える気持ちわかりませんか?



何言ってるんだといった感じのこの写真で、今日は終幕。


閑話休題

いや…閑話休題じゃないんですが…
平成27年度鹵獲のミカドオオアリ、ワーカー残数2…痙攣してます。マトモじゃありません。
しかも全く働かない働きアリ状態…
なんなんでしょうかこの異常状態は…
繭が黒ずんできたので、この繭が無事羽化できれば立て直しも可能なのか…絶望的…

2016年5月27日金曜日

またまた新式蟻装置 76式21型

百均に行ってまいりました。
そこで魅力的なケースを発見。

ケース高、透明度、蓋付き、文句のつけようがありません。
仕切り板付きなので、その仕切り板のガイドが側面にあるので側面視界が悪いのですが、くろがねありんこ飼育を続けているとほぼ観察は真上からするものと気づきました、
上等です。
75式蟻装置31型の方が当然質は高いのですが…原材料のケースが実費一個120~130円の上、通販で50個まとめ買いが必要。
比較して、汎用力非常に高し、といったところでしょうか?

というわけで、76式蟻装置21型作成です。
丁度平成26年に鹵獲したトビイロケアリコロニーがいい加減に手狭なので彼女らのためによっつ作成しましょう。

餌場も完備。76式蟻装置21型完成です。

仕切り板に6mmの穴を開けてあります。トビケならこれで十分。

餌場は初めて垂直接続を採用。命名するまでもないのですが、新しい餌場76式餌場11型。
今年に入ってコロニーの発展に伴い飼育スペースが厳しくなってきたので、餌場は垂直接続式で蟻装置の上に設置しました。
74式餌場12型は作成も容易、安価、取り扱い簡単と非常に優秀でしたが…今年に入って百均から原材料のプリンカップが消えました…
そんなに需要が無いものでもないと思うのですが…一時的に在庫切れになっているだけでしょうか?
というわけで急遽代打ち76式餌場11型。
透明度はこちらの方が高いので、餌場を蟻装置の上に置くこの方式ではこれはこれで必要な変更だったかな?

ただ…このクリアカップ(プラカップのハードタイプ)、かなり割れやすいです。
プリンカップのつもりでドリルをあてたら、一瞬で割れ砕けました。
手を掘ることにならなくて本当によかった…


餌場へのチューブは前述したようにケースの上に穴を開け、垂直に設置。
さらに念のため側面に追加接続用のチューブも設置。
これは引っ越しの際の接続にも使用する。

工作は楽しいですね。
ただ垂直式餌場が初めてなのでいろいろと不安が…いままで想像していた事態と別のことが起きて失敗することが多々…
物は試し。
引っ越しの準備と方法を考えつつ、今日は終幕。

2016年5月24日火曜日

H27鹵獲ミカドオオアリ危機

昨年鹵獲に成功したミカドオオアリコロニー…
ワーカー数が10匹まで増えたので今年も順調かな…という矢先

ワーカーたちがバタバタ死んでいます…
すでに4匹が星に…
寿命というにはまだ早いと思いますし、何より残った6匹のワーカーのうち2匹の様子が明らかにおかしいのです。
立つことができずに腹を擦りながら痙攣したように歩いているのです。
…うーん…

いまのところ女王陛下に異変はないのですが…
さしあたって原因と考えられる飼育ケースを取り急ぎ交換しました。
女王陛下は陰に…


例の痙攣ワーカー2匹は移送の際にもひっくり返って起き上がることができずにもがいているだけ…
明らかにおかしい…
旧飼育ケース内にカビがあったことからこれが原因か…?

普通の石膏敷ケースでの湿度保持だったので昆虫エサがかびたようで、乾燥空間で生活するミカドオオアリには多湿空間で生活するくろがねありんこに比べ掃除という意識が弱いのかもしれない…と邪推したり。


繭が一個。
大きめの幼虫が数匹。
卵が10個近くあるので後続と復調に期待…あとは女王陛下に異変が起きないことを祈るしかありません…
頼みますよ~…



今年もミカドオオアリ姫を確保できたとは言え、昨年度コロニーが全滅していいというわけではありません。
祈り、祈り、祈り…
というか掃除を怠った自分の無精を反省して、今日は終幕。




5.27追記
ワーカーがさらに2匹死亡…
残ワーカーも働いている様子がない…
ダメなのか…

2016年5月22日日曜日

新式蟻装置!76式11型!

新式蟻装置が完成です。
とりあえず3つ。

ケースinケース。76式蟻装置11型。
75式蟻装置シリーズとは一線を画す構造。
中の小ケースは乾燥した状態に近くなるよう外側の石膏と接続されていない。
外側の石膏とメラミンが基本的に湿気を維持する。
くろがねありんこに好きな湿度のところに移動してもらおうという魂胆。

当然無駄にケースを使うので費用は掛かるが、樹上性、つまりヨツボシオオアリやミカドオオアリ、また多湿を好まないというムネアカオオアリの飼育などに使用できたらと考えている。
…ただやはり問題はコストパフォーマンスと拡張性の低さか…
1~2年コロニーなら大丈夫かもしれないが、その後となると拡張性に不安が残るところ。
その点は今年一年かけて検討していきたい。

こんなところで、今日は終幕。



5.26追記。



ひとまず今年鹵獲成功したミカドオオアリ姫とヨツボシオオアリ姫に入居いただいた。
気に入っていただけるだろうか?

今年のオオアリ姫飛行

春です。
というよりもう初夏です。
あっつーいです。

昨日本日と田植えでしたが土曜の夕方、一時的なにわか雨がありました。
そして本日は真夏日の予報…

これは…飛ぶ!
絶対飛ぶ!
オオアリ達が!


狙うは
ミカド、ヨツボシ!
去年はどうしようもなく仕事で束縛されてろくに探せませんでしたが今年こそは今年こそは今年こそは!
田植えで体はしんどかったですが、心は燃えておりました。


合計4時間の探索の末…


やりました!
ヨツボシオオアリ姫!☆!

写真写りが悪いですが…ミカドオオアリ様。

狙い通りにミカドオオアリ姫、ヨツボシオオアリ姫、各1杯ずつでしたがなんとか鹵獲成功。
ヨツボシオオアリは生で見たのは初です。
小さいですねぇ…最初メジャーワーカーかと思ったら姫様でした。


大切に育てていかなくては…
新しいくろがねありんこたちの未来に思いをはせて、今日は終幕。

2016年5月18日水曜日

白蟻飼育開始

本日は昨日の雨天から一転
26度の高温に風も穏やかな凪いだ日…

くろがねありんこ姫が飛びそうな予感…!
五月のこの時期、オオアリ系統の姫がそろそろ飛ぶのでは?


ということで昼休みに探索したところ…

まずはこの姫

肝心の姫にピントが…
アメイロアリの姫。
30~40分ぐらいの間、羽をつけたままの姫や脱翅した姫をたくさん見ましたが、その後はあっという間に姿を見なくなりました。
意外と鹵獲の機会は少ないのかな?
すでにリュウキュウアメイロアリと昨年鹵獲したアメイロアリ女王陛下は居ますが、あまりにもたくさん見かけたのでひとまず一杯だけ。
…って本当にアメイロアリでいいんだろうか…飛行時期とパッと見た印象でアメイロアリとしているんですが…


次に見つけたのがこの姫と…王子?

アインズ・ペア

ツヴァイス・ペア

ドライズ・ペア…のお尻
白蟻さんです。
蟻とついても正確にはゴキブリの仲間です。
でも姫・王子は写真の通り黒いのでくろがねありんこと言ってもいいんじゃないかと思ったり。
シロアリなのになんで黒いのよ、って紫外線から身を守るためらしいです。
そんな(?)ヤマトシロアリさんの飼育に挑戦です。
まったくの思い付きです。
飼い方わかりません。
とりあえずくろがねありんこ飼育用チューブの中にクヌギマットを突き詰めた中に3ペア投入しました。


ただ
アインズ・ペアに関しては夫婦列車(姫の後を王子がついていく白蟻ペアの特徴的行動)しているのを見つけて鹵獲したので雄雌ペアの可能性は高いかと思うのですが、他の2ペアは単独で歩いていたヤマトシロアリさんを適当に組み合わせたら、夫婦列車を始めたのでとりあえずペアとして扱っていますが…
私が偶然見つけててきとーに組み合わせた白蟻さんたちがちゃんと二連続で雌雄ペアだった…などという都合の良い話があるでしょうか?
と言ってしまうと実は夫婦列車も雄同士でやったりするそうなのでアインズ・ペアに関しても何も安心はできないのです。

でもシロアリはメス同士のペアでも単為生殖でコロニー形成することもあるそうです。

などと等々…
余計な心配はしなくとも、白蟻の新女王・新王からのコロニー形成はかなり難しいとの記載が多々…
そもそもくろがねありんこの飼育記録はあっても、シロアリの新女王からの飼育記録となるとまだ見つけられていません。

未知なる飼育に期待しつつも、結局はダメなのかな…などと考えつつ、今日は終幕。

2016年5月16日月曜日

誰だったっけ?このコ…

昨年、職場の机の上で
なぜか職場の机の上で
どうしてかわかりませんが職場の机の上で捕まえました。

確か10月か11月か…結構寒くなっていた…と思います。

それがこのコ

テラニシシリアゲアリ…の女王陛下?
ハリブトシリアゲアリかテラニシシリアゲアリだとは思うのですが…
ろくに同定も確認もしないまま年が明けでしまいました。
捕まえた日付と理由くらいはブログに書いていたつもりでしたが、書いていませんでした…
でも本当に職場の机の上に居たんです。
はじめは生きている女王蟻だなどとはまったく考えておらず、同僚が私をからかって蟻の死骸を乗せたんだな、ぐらいに考えて息を吹きかけると…動くんですよ。
生きてたんですよ。
何か不思議な運命で巡り合ったくろがねありんこ。


…わからん…

とりあえず、幼虫は4匹

ワーカーが誕生すればわかるでしょうか?

こんなところで今日は終幕。

2016年5月8日日曜日

新年早々…悲報

三年目?の春を迎えたくろがねありんこライフ。
飼育しているくろがねありんこの中で最大級のコロニー発展を遂げているのが
クサアリモドキ【海龍】女王陛下コロニー
及び
トビイロシワアリ【Q3】女王陛下コロニー
この二つなのですが…

クサアリモドキ【海龍】女王陛下が…

写真だけだと伝わりませんが…
お隠れになって(死んで)います…

越冬中は蟻団子になっていてまったく所在がつかめていなかったため、不安でしたが、今日になって久々にその姿を…!
見られた!…と思ったらば…まったく動いていません…
ワーカーたちに足を引っ張られ、寄ってたかられ、成されるがまま…
お腹もしぼんでいますし…
…嘘だと思いたいですが
これが現実か…
何がいけなかったのか…


このような謎が謎を呼ぶ
それが生き物飼育というものか…


とは言え、まだ希望はあります。
いや、あると信じたい。
今年度飛行するクサアリモドキの新女王陛下を狙って…導入できるか?それまでコロニーは維持できるか?
頑張りましょう…

そういえば
クサアリモドキはヒラアシクサアリへと和名が変更になったようです。
テラニシケアリやモリシタケアリもテラニシクサアリやモリシタクサアリと微妙な変更になったようですが、
そんなこと突然言われてもやはり旧名のほうがまだまだしっくり来ます。

こんなところで、今日は終幕。



追記

5月14日 餌場の壁に・・・女王陛下の成れの果て…