2016年7月24日日曜日

キノコっ!

昆虫ケース内の朽木マットから生えているっ!茸っ!
餌用ワラジケースを久々に確認したら、こんな感じです。
キノコですね。ええ、キノコです。
茸。

大自然の息吹(?)ですねぇ…ってそんな優雅なもんではないですが…
何かまずいことでもあるかと思いましたが、ワラジムシたちが群がって食べているところを見ると、むしろ朽木を栄養変換してくれている有益なものと受け止めましょう。
穴あきチーズ…キノコ
いやぁしかし増えましたワラジムシ。たぶんクマワラジムシ。
そろそろ落ち葉を補充してあげなくてはいけません。
密度が高いせいかこういうことも起きます。(お尻に注目)

ところで茸なんかより

思いもかけないことが起きました。起きてました。
ワラジムシケースの中にくろがねありんこがいるんですよ。
ムネアカオオアリ!
当然ワラジムシの飼育ケースにはクチキバエ対策のシートを挟んでますから外部からは入れません。
思い返せば…
春先鹵獲したムネアカオオアリ姫の1杯をこの中に放り込んでいたのでした…
他の石膏ケースで飼育中の同期姫たちと比べてもそのコロニーの発展具合としてはつじつまが合います。
絶対うまく育児できまいと高をくくっていたのですが…
ワーカーが外を巡回しているということは上手に育児ができたのでしょう…私はかなりいい加減な水分調整をしていたのですが、うまい場所に営巣できたのでしょうね…

このコロニー、どこに巣を作っているかもわかりませんが、運が良ければそのうち会えるでしょう。
終幕。

2016年7月22日金曜日

H28.7月 飼育くろがねありんこ徒然

アメイロケアリ

まずはこれです!
なんといってもこれです!
ぼけぼけ…
…本当に悲しいくらい写真に上手く収めることができなかったんですが、
アメイロケアリ【ズィーベン】A女王陛下のコロニーに初のアメイロケアリワーカーが誕生です!
私のくろがねありんこ飼育歴で初の出来事!
祝!
…そんなところでH26鹵獲アメイロケアリ女王陛下はお隠れに…代わりにH28女王陛下導入しました。
悲しいような嬉しいような…




キイロシリアゲアリ

もうすごい数。
これこそケースの増設しなきゃいけんかったか…

女王陛下3杯もいまだ健在。
次の淘汰が起きるのはいつなのか…

ムネアカオオアリ

【赤城】女王陛下コロニー、ようやく復調の兆し。
ようやくワーカー2ケタ台
クロオオアリがバタバタ死んでおります…
ムネアカオオアリにも不安が残ります…
頑張ってほしいなぁ…
ムネアカオオアリに限らずすべてのコロニー。
終幕。

2016年7月20日水曜日

増えます増えます

トビイロシワアリ【Q3】コロニーはすさまじい勢い…とでもいうのでしょうか?
嗚呼…本来であればクサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)も同じような勢いで増えていたはずなのに…

とにかく
くろがねありんこ飼育を始めて3年目。
遅いか普通か、毎日給餌が必要なコロニーとなりました。
溺れる個体は…仕様がない…

ミルワーム最大級×3ぶつ切り

ワーカーの大半が餌場にたむろしており、蛹も餌場に大量に置く始末…
これは居住区画が足りないのか…?ということで飼育ケースをもう一つ足しましょう。
まぁ…繋いだ直後に入るわけがないので気長に待ちましょうか…

この方法での増設が何が怖いって新たなゴミ捨て場としか認識されずにカビの巣と化してしまうことですが…あふれている幼虫蛹を移動してくれませんかね?

ところでトビイロシワアリさんはお腹が小さいので蜜餌を吸っていてもちゃんと運べているのか心配です。
一応ボンレス気味ではあるのですが…
なにはともあれ健康なのはいいこと。健全なのはいいこと。勢いがあることはいいこと。
…そんなところでクロヤマアリH27女王陛下お隠れになりました…餌も順調にとっていたのに…何故か…


悲しい…終幕。

2016年7月19日火曜日

ジャイミル成虫

ジャイアントミルワームはネットでの情報通り、蛹になってから約2週間で成虫になるようです。
とは言え…成虫になりそうな(蛹になった)のは約10匹…
分離時には約40匹で開始したのに成虫になったのは25%…やはり私の管理がダメなのでしょうか?

ジャイミルっ!

じ…じゃいみるッ!

さて
この10匹は何匹のジャイミルになるのでしょうか?

新規ヒラアシクサアリ女王陛下!

なんだか表記がごちゃごちゃしてしまってますが…
やっぱりまだまだクサアリモドキの方がしっくりきます…

それはともかく
今回鹵獲したクサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)の多数の姫蟻。1杯くらいいいだろうとトビイロケアリD女王陛下のコロニーに投入。
…毎度毎度思うのですが、クサアリモドキのトビケコロニーへの侵入は本当にあっさり行われます。
その後死んでいることが多いので栄養交換してもらえないのが原因のように思えるのですが、アメイロケアリの導入失敗を繰り返していると、クサアリモドキくらい簡単にコロニーに入ってくれればなぁ…と思ったり。
真ん中に移っているのがクサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)姫、左上に見えるのがトビケ女王陛下。
お尻を体の下に折り曲げるこのポーズ、コロニー内に入ると必ずこの姿勢です。
さて、この姫は見事女王陛下となれるか…?
…旧コロニーへの姫導入はまったくうまくいきません…泣きたくなってきた…

終幕

2016年7月17日日曜日

いろんなくろがねありんこ飛びました

山形県はこの3連休、雨がぱらついたり、日差しがカーッと差したり、蒸し暑いことこの上ない…

これはくろがねありんこ飛ぶっしょ!

まさにくろがねありんこ姫の飛行日和…ということで家の周りを探索しました。
戦果は下記のとおり。

・トビイロケアリ多数
・テラニシクサアリ4杯
・クサアリモドキ8杯
・アメイロケアリ1杯
・フシボソクサアリ(有翅)1杯
・ムネボソアリ…だと思う1杯
他、ハヤシクロヤマアリと思われる姫もいましたがスルー。

クサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)は無王群への投入を目指します。
テラニシクサアリは…もういいや…リリースします。
アメイロケアリ、フシボソクサアリはちびちび導入していきます。
トビイロケアリは可能な限り飼育して寄生種の宿主としての育成を…!

そして2年ぶり?ムネボソアリ!
ピンボケ…


正直ムネボソアリという確証はありません。
思ったよりムネボソアリって種類あるんですね…
細かすぎてまったくわかりませんよ!?

本気でいい顕微鏡がほしくなってきた今日この頃…終幕・

2016年7月10日日曜日

クサアリモドキ【無王群】無精卵産卵

今年の春に女王陛下を失ったクサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)の無王群コロニーですが、ついに無精卵の産卵が始まりました。

通常くろがねありんこはワーカーでも1~2個の無精卵が産卵可能です。
ただしその産卵は女王蟻のフェロモンで押さえているとされています。
ただし、コロニーが巨大化して女王のフェロモンが届かない箇所が出てきたり、女王が寿命その他で死亡した場合にはそのタガが外れて産卵を始めます。
その現象がまさに今…

ということで?
今日はクサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)及びトビイロケアリの姫蟻の飛行日でした。
この無王群に何とか新しい姫蟻を…投入。


とりあえず鹵獲に成功した2杯を投入しました。
多少いぶかしげに様子を見られていましたが、袋叩きにはあっていない様子…
かなり乱暴な導入ですがいろいろ忙しいので今はこれが限界…

うまくいってくれないかな…終幕。




追記H28.7.12
2杯とも餌場に捨てられてました…(´;ω;`)

2016年7月5日火曜日

トビイロシワアリ【Q3】コロニー現況

トビイロシワアリの女王3杯を要するこのコロニーは絶好調。
あらゆる餌を数の暴力で粉々に分解し、続々と蛹を生産しております。

ここで書くのは…前回の大脱走以来か…

そんなこんなで女王陛下。

観察のために動かすと、トビイロシワアリはすぐに動揺してしまうので確実ではないのですが
3杯の女王陛下は必ずしも同じ場所に固まっているという風情ではない様子。
また、女王陛下の周りにワーカーが群がるという様子もないように見えるのですが…観察の頻度はそんなにないので確実とは言えません。
1日中眺めていられたら楽しいでしょうに…他のくろがねありんこの世話もあるのでなかなか難しい…

小さな幼虫です
卵塊が見えません、見つけられません。
増えているし幼虫もいるということはそれなりに産卵しているはずなのですが…

蛹は盛りだくさんです。

もっと大きいくろがねありんこだとこれも壮観なのですが…いかんせん小さすぎて肉眼では…

コロニーの更なる発展を祈ります…が
脱走は勘弁です。
終幕。

2016年6月30日木曜日

謎の大量死 ワーカー異常

あまりにも惨憺たる状況のため、写真は一切なしです。

ワーカーが異常を起こして全滅したミカドオオアリ、残っていた繭や幼虫は今年鹵獲に成功した姫にうまく引き継いで順調に世話をしているようだったのですが…
先週生まれたワーカーも正常ではありませんでした。

加えて
クロオオアリ丙コロニーも2週間前からワーカー、女王陛下が異常をきたし、現在残っているのはワーカー数匹のみで全滅状態。

クロヤマアリZ【ゼノビア】女王陛下のコロニーでもワーカーが異常。
不幸中の幸いか、ワーカー3匹と女王陛下は現在正常なままなので希望はもてそうなのですが…


さて異常異常と書き連ねていますが、何が『異常』なのか?

①まず目立つ特徴が『まともに歩けない、起き上がれない』
平衡感覚を失っているのか、脚がマヒしているのか、理由は推し量るしかありませんが、とにかく動きがおかしい。
衝撃などには一応反応し、歩こうとするのですがヨタヨタとふらつき、そのうち脚がつっぱったような感じですぐにあお向けになってしまい、そのまま脚が空を切っている状態が続く…
なのに死の間際は地に伏したような状態になり、触覚だけを動かしているのです。

②そして①に起因しているかわかりませんが『一切の摂食行動、清掃行動を行わない』
全滅したミカドオオアリ、そしてクロオオアリのコロニーでは症状が進行すると蜜餌や肉餌をいくら入れてもワーカーががまるで反応しませんでした。
さらに、石膏巣内で死んだほかのワーカーも放置状態…
石膏巣内にゴミ捨て場を作ってしまいカビるのはよくあることですが、ワーカーが死んだ位置そのままで放置されているというのは異常です。
少なくともどこか一か所に集めようとするのが自然のはず。
ミカドオオアリの時にはカビが原因でこの異常が発生しているのでは?と書きましたがクロオオアリの観察からして、異常が発生したからこそカビが発生していたのかもしれません。


石膏巣内への水分補給に使っている水も、蜜餌も、肉餌もすべてのくろがねありんこが共通です。
ミカドオオアリに関しては石膏巣内にカビが発生していたので、それが原因であることは否定できませんが、クロオオアリやクロヤマアリは引っ越しを行った直後でカビなど発生する余地はありません。
引っ越しした石膏巣が原因というのも、同じく作成した石膏巣に引っ越ししたほかの8コロニーには異常なしで、この2コロニーだけに影響が出るというのもおかしな話です。
直射日光が当たる環境でもなく、特定の巣の置き場所に異常の発生が集中しているわけでもなく…

姫蟻や女王蟻の謎の死はどうしても生物飼育にはつきものであり仕様がないこととは思うのですが、コロニー単位で明らかな異常が発生して死滅というこのパターン…一体いかなる要因がもととなってこのような事態を引き起こしているのか…

これは非常にまずいです。
不味いというのも頭で書いたように、ミカドオオアリで新たに成長・羽化したワーカーにまでこの症状が現れているという点です。

何とかしなければ…

終幕。

2016年6月27日月曜日

分離ジャイミル近況

ジャイアントミルワームを分離してから10日余りが経ちましたが、それより4、5日前から分離していたジャイミルが蛹になり始めました。
蛹になるにはやはり分離してから半月ほどは必要な様子。


デカいですね~
ゴツいですね~

しかし予想以上に蛹にならずに死んでいくジャイミルが多いです。
40匹用意できたジャイミルですが果たして何匹が成虫になるか…
ペットショップで売っているものは幼虫時代の待機期間が長いのでうまく蛹にならないという話は聞いていましたが…これは私の管理がダメなのかジャイミルの個体がダメなのかわかりませんが…

先行き不安です。
終幕。

2016年6月26日日曜日

ぎぃやぁぁぁぁぁぁあぁ…

あああああああああああくぁああああああああああ
お?





ああああ
はい
トビイロシワアリQ3コロニー、我が家の飼育くろがねありんこの中で(基本的な大きさは無視して)最大規模を誇るこのトビシワコロニーが大脱走をやらかしました。
いままでメラミンスポンジを齧るようなことはしなかったのですが、何を思ったか齧って給水口まで一直線…
こうなると小さなワーカーはフリーパスです。

しかもあろうことか…
隣に置いていたクロヤマアリに襲い掛かっていました…
あああああああああああ

一体どこに隙間があるのか…
クロヤマアリの飼育ケースに押し入り、ワーカーを全滅させ、女王蟻を殺し、幼虫蛹をさらっておりました…



ああああああああああああ
クロヤマアリコロニー【H】1群全滅。【G】1群壊滅状態。
【G】はなんとか女王陛下とワーカー数匹が奇跡の生還を果たし、幼虫蛹も心ばかり…
何とか立て直してくれるかな…

数の暴力は誠に恐ろしい


ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



シロアリドライお隠れになりました。


ああ終幕。

2016年6月21日火曜日

いつもの大脱走 ~クサアリモドキ~

はい
もう日常茶飯事になってきていちいち驚かないのですが
またもやクサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)の無王群コロニーが餌場のふたを潜り抜けて大脱走をやらかしました。
…きちんと閉めたつもりが少し蓋がずれていたんです。

くろがねありんこ達のわずかなスキも見逃さないその執念にはまったく毎度毎度恐れ入ります。
わずかでもスキが、緩みがあれば、空気の流れがあれば、彼女たちは脱出路を見出します。
小さいくろがねありんこほど当然脱走しやすいのでクロオオアリを見ているとなんかほっとします。
このクサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)すら給水用に開けている最小口径の穴すら潜り抜けてしまうので困りものです。


さてさてそんなこんなで半日私の部屋の中で餌探しをしたようなのですが、屋内では当然虫の死骸などそうは落ちていません。
それでは何を集めてきたのか?
石膏図の中を見てみると…
これは…同じクサアリモドキのワーカーの死骸です
なんとなんと彼女らが集めてきたのは同じクサアリモドキのワーカーの死骸…
なるほど
いつぞや脱走して帰り道が分からなくなり、物陰で死んでいたワーカーたちを同じコロニーのワーカーが回収してくる…当然と言えば当然ですが、なんとも不思議なものを感じます。
そして中にはこんなのも


トビイロシワアリワーカー?
 同じく大脱走をしたことがあるトビイロシワアリのワーカーの死骸です。
これもまた物陰で帰り道が分からなくなり倒れていたのでしょうか…

…いい加減脱出防止措置を真剣に考えなければ…
まだ私の部屋の中だけで蟻の行列が済んでいるのでいいのですが…家族の部屋にまで到達したらキ○チョールの制裁を受けることは目に見えています。

やはり定期的にベビーパウダーを塗るしかないのでしょうか…
食用油を塗れば効果は絶対的です。
ただし、日数が経ってくると油が変質してくること、くろがねありんこたちがゴミをくっつけて足場を作ってしまうこと、何より油が手につくと不快…等々長期の飼育を考えた場合は食用油はあまり好ましくありません…

フルオンの購入も検討すべきか…
餌場は開放型の方か衛生的?でいいと思うんですが…


悩みの種は多いです。
終幕。


2016年6月19日日曜日

これなーんだ

なーんだ

…ピンボケ…


テラニシシリアゲアリ(と管理人は思っている)女王陛下の卵です。
幼虫が4匹いたはずですが…
いつの間にか真っ白です。



写真は撮ってないのですがよくよく見るとつぶらな瞳が四つ、つまり裸蛹が2つありました。
ワーカーが生まれればテラニシかハリブトかはっきりするはず。
そこはかとなく楽しみです。

今日は短く、終幕。

2016年6月17日金曜日

クロナガアリ再チャレンジ!!!

性懲りもなく。
飼ってみたいんですよ、クロナガアリ。
でも私の住んでいる地域にはいないのでしょうか?
まるで見つけられません。

でもそこは大人。
大人買いです。
AntRoomウェブショップより女王陛下3杯のコロニーを購入。本日届きました。
ワーカー3匹がすでに誕生済み。女王陛下2杯がカナリアンシード食べてます。
正直ヤフオクなんかで買った方が格段に安いことは安いのですが
私は信頼を第一に考えまして、まっとうに商売している方なら問題があっても対応が約束されているかななどと打算的に考えています。

到着時にはすでにワーカーが生まれていたので、とりあえずカナリアンシードを一粒与えました。
最初は「なんじゃこりゃあ!?」とワーカーも女王陛下も動かぬ種に向かって威嚇したり逃げたりの大騒ぎをしていましたが、小一時間経つともうこの状態でした。

最初に買っていたクロナガアリは乾燥で死なせるという凡ミスでした。
今や蟻装置は改良され、めったなことでは過乾燥は引き起こさないようになったはず…今度こそ大コロニーにしたいものです。


結露で写真が撮れません。
終幕。

2016年6月16日木曜日

餌虫の話~ジャイミル分離開始~

今年でくろがねありんこ飼育も三年目。
コロニーの拡大に伴い、餌昆虫にも幅広さを持たせたいと画策する。


ミールワーム(ノーマル)は安定。
繁殖も容易で現在順調に増殖中。
餌に少し趣向を凝らし、高栄養化を狙いたいところ。

ワラジムシもくろがねありんこたちの反応は良い。
飼育も容易…と思っていたのに昨年全滅してしまった。
現在飼育環境を見直して再出発中だが、多くのベビーが見えており順調。…とは言えやはり増殖スピードは遅めか。
一緒に増殖しているトビムシも役立てられれば良いのに…

デビュア、マダゴキはくろがねありんこの餌としてはいまいち…
やはりデカすぎるのが問題だし、ベビーを餌にしていては増えないこと甚だしい。
とは言えそんなに規模を大きくしても…

ハニーワーム自家繁殖は無理、だす。
その上意外とくろがねありんこの反応悪し。


という現状、残りのスタンダードな餌虫と言えば…
白ワラジムシ、シルクワーム、レッドローチ、コオロギ類(フタホシ、イエコ)、ショウジョウバエ(トリニド、キイロ)
…そして最後に『ジャイアントミルワーム』!
デカいなぁ…
白ワラジムシ…売ってない。そもそも小さすぎ。
シルクワーム…世話が相当面倒な様子。
レッドローチ…動きが早すぎ。無理。
コオロギ類…もうなんか世話が面倒そう。というか実家生活で五月蠅いのはアウト。
ショウジョウバエ…正直かなり興味はある。ただし夏場の高温を避ける方法が今のところなし。 冷やし虫家がまだ販売していれば考えたかも。


そんな消去法で残ったジャイミル。
ノーマルのミルワームと違い、分離してあげないと蛹にならないそうな。
というわけで分離。
オレンジ色のは最後の水分補給、ニンジン
とは言え春先に60匹近く購入していたのが不世話で共食いしまくり残が20匹ほど
さらに追加で買った20匹。
合計約40匹で蛹化を狙います。

…ただ調べるサイトすべての結論が『ジャイミルは買った方が安い』
…まぁ楽しみましょう。

こんなところで今日は終局。

2016年6月15日水曜日

二年目を迎えて~アメイロケアリ女王陛下~

アメイロケアリ【ゼクス】女王陛下
思い返せば昨年の五月に産卵を確認していたのに、去年一年間はずっと幼虫のままという…これはいったいどうしたことか?
う~ん…ヒゲナガなのかなぁ…

今年の5月末に撮影…なんかやけに細長い幼虫です。

と言ってもアメイロケアリ【ズィーベン】女王陛下も平成27年7月に産卵を確認しているというのに昨年はワーカー誕生がなし…
やはり宿主のワーカーの数が少ないと進行も遅いのかな?

と、素人の推測は置いておいて
思い出したように書いたのはつい先日ようやくアメイロケアリ【ゼクス】女王陛下コロニーで繭を発見したからです。
メラミンの屑をかぶせている繭予備軍の幼虫たちも周りに見えます。
正直まだこの繭がアメイロケアリの幼虫という確信が持てずにいます。
なかなか散乱しなかったので数度に分けて野生のトビイロケアリのワーカー(繭)を導入してきましたので、その若いトビケワーカーが産卵したんじゃないか…という考えが拭いきれません。
しかしともかくこれで2週間以内には答えが出そうです。

と。
加えて
おや?繭が…

アメイロケアリ【ズィーベン】A女王陛下
アメイロケアリ【ズィーベン】AB両女王陛下のコロニーにも繭が見えました。
う~ぬ…繭の大きさがまるで違う…ワーカーの大きさに由来する、というのが一番まっとうな理由に思えますが…
【ゼクス】女王陛下の方はやはり雄蟻なのでしょうか…

【ゼクス】女王陛下で気になる点と言えばもう一つ。
後続の卵がまるで見当たらないのです。

こんなことってありますかね?
謎が謎を呼び(やっぱりトビケの無精卵だっただけじゃ…)今日は終幕。

2016年6月10日金曜日

ワラジムシ

ワラジムシケース内の写真徒然。

脱皮って神秘的。
オームの抜け殻じゃぁ
小さくたって脱ぐのよ。

名前わかりませんが(私にとっては))少し変わったワラジムシ。海辺のフナムシみたい。
ニンジンに集まるトビムシ。灰色&背中がふさふさ。
う~ん…これもトビムシ?なのかな?
ダンゴムシもお忘れなく。

こんなところで今日は終幕。

2016年6月8日水曜日

ムネアカオオアリ三代目

今年はムネアカオオアリ姫を二杯確保できていた。
もう産卵してます。

合計2杯

もう飛行時期も終わったかな~というこの時期にまたまたムネアカオオアリを見つけました。
腹部の節が少し変でしたが…

このコです。

なんで捕まえたのか…というのも
昨年の多雌実験コロニー、結果として片方の女王陛下が殺されて終幕を迎えたのですが…
ひとまず残っている産卵しない女王とそのワーカーたち。
どうも様子がおかしいのです。

写真向かって左手、チューブの先に石膏巣があります。
この写真のように女王陛下が石膏巣内に居ようとしないのです。
餌場のカップ内にばかりいようとしています。
石膏巣は新品で悪臭が発生しているわけでも多湿で洪水となっているわけでもないのに女王陛下だけが石膏巣内に居ようとしないのです。
たまに気まぐれで石膏巣内に入るのですが、そうすればワーカーはすべて女王陛下についていきます。
前脚や触覚が欠損しているせいか何か感覚がおかしいのでしょうか?


と、前置きが長くなりましたが、この多雌失敗コロニーに合流させられないかなぁ…と思ったのですが
ひとまずダメでした。
互いに大げんかはしないのですがかなり慌てふためいて双方逃げ回っていましたので、ふとしたきっかけで足が止まれば血で血を洗う死闘となりそうです…


そんなこんなで今年度はムネアカオオアリ女王陛下三杯で飼育を進めます。
昨年度からは【赤城】女王陛下の1コロニーと前述した多雌失敗コロニーの合計2コロニー。


丁度良いので今年のオオアリ系の戦果をまとめてみましょう。
・クロオオアリ
5~6杯新女王を見かけるも現在順調なコロニーが4あるため、鹵獲は見送り。
・ムネアカオオアリ
こちらも5~6杯新女王を見かけるも、既存のコロニーもあるため鹵獲は3杯に限定。
・ヨツボシオオアリ
今年初鹵獲。現在準用に産卵中。
・ミカドオオアリ
今年も1杯鹵獲。ただし産卵しないため、6月4日にお隠れになった前年ミカドオオアリの繭と幼虫を導入。とりあえず世話はしている様子。

こんなところで今日は終幕。