2015年7月11日土曜日

困ったちゃん達

我が家のくろがねありんこ達には全く困ったものです。
何が困ったかって…やはり餌ですよね。餌。

本日、前々から収穫を予定していた(アシナガ?)蜂の巣を襲撃、働き蜂、女王蜂はそのまま、すだけ持ち帰ってまいりました。
なかなか良い大きさです。
中をホジホジした戦果がこれ
どれだけよろこんでくろがねありんこ達は食べるんだ…!などと妄想していたのですが…
なんと、我が家のくろがねありんこ達、総シカトです。
ちなみにもちろんですが殺虫剤の類は一切使用していません。
棒と鎌と勇気と知恵と虫取り網だけを持って挑んで手に入れた貴重なタンパク源…のはずなのに…
唯一と言っていい反応を示してくれたのがキイロシリアゲアリ。
といってもとてもじゃないが食べきれない…でせう…
タンパク質を欲しているはずのクサアリモドキですら反応しないのには驚きました…
同族の肉食系の昆虫は敬遠する傾向があるそうですが、これは蜂の幼虫です。
蛹もちょっと力加減を間違えればすぐつぶれるほど柔らかい状態…
こんな上等(と人間が思っている)餌に反応しないなんて…何が悪いのか!?

あ…悪食で有名?なトビイロシワアリ達も反応してくれてましたね、そう言えば
…何となく影薄いなトビイロシワアリさん達は…

一番喜んで食べてくれたのは、ジャンガリアンハムスターでした。

昆虫ゼリー。
飼育数が多くなってきましたし、なるべく給仕の手間を減らしたい。
高蛋白を謳っている昆虫ゼリーならば糖分・タンパク一挙両得一石二鳥ではないか?と言う浅はかな理由から昆虫ゼリーでの給仕を目指してきました。
私自身の昆虫ゼリー給餌を目指す理由は浅はかとは言え、事実、ネットで探しても、メインに昆虫ゼリーを置いてくろがねありんこを飼っている方を見かけます。

で平成26年よりチャレンジを開始。
①ホームセンターで売っている安物昆虫ゼリーを片っ端から買う。百均ダ○ソーの昆虫ゼリーにすら手を出す。
⇒くろがねありんこ達の反応はメイプルに比べてはるかに劣る…などというレベルではなく、全く触れようともしない。やはり添加物がキツイのか?と考える。
②ホームセンターで一番高いゼリーに手を出す。『プロ仕様』などと言う言葉に魅かれたりする。
⇒くろがねありんこの反応は同上。相当がっくりきた上、所詮ホームセンターで売ってるようなゼリーの『プロ仕様』などと言う表記はまるでアテにならないということを知りさらにがっくり。厳格な寄生もないのだろうから仕方ないのか…な?
③年を越す。
④ゴキブリの餌用に安さが自慢、だけどネット上の評価は高いというドルクスゼリーを買う。
⇒ゴキブリは食っても蟻は食わない。全く手を付けないわけでもないが、ゼリーがいつまでたってもかびないで健在なのには少し不気味さ(保存料がたっぷり入っている?)を感じるのは見当違いな考えだろうか?とりあえずまたまたがっくり。
⑤昆虫ゼリーの情報を(今更)調べ直し、着色料・保存料無添加、天然素材を謳っているマスターズゼリーを発見。ちょっとお高いが大人の意地で頑張って買う。
⇒いままでの昆虫ゼリーに比べれば格段に反応は良い。メイプルに比べれば劣るが、高タンパクを謳ってこの程度なら許容範囲とも思える。だた、保存料無添加を謳っているだけはあり、カビが生えるのも格段に早い


という経緯を辿り、現状に何とか妥協している状態です。
『腹が減れば嫌いなものでも食べるだろう』理論でごり押しで与えております。
そんな状態ですからやはり目に見えてくろがねありんこ達の反応は悪いのです…が

我が家の軒先のクロヤマアリさん達におすそ分けに行ったらこの反応ですよ…
喜んで集まってくれますよ…
飼育しているクロヤマアリのワーカーは少し口を付けてプイッ!それっきりなんですが…

私の何がいけないのでしょう?(そういう問題じゃないのでしょうけども)

ミールワームに対する好き嫌いが種によって激しすぎだ!





こういう問題に向き合って、解決していくのが飼い主の仕事。
仕事と言うよりは、その解決策を探るのがまた楽しみと言ったところでしょうか?
黄色いオトシブミ?いつも見るのは赤色なのですが、丸一日経ってもこの色でしたのでこれが地でしょうか?
これまた困ったちゃん、植木のブナの葉を食べたり揺り籠にしちゃったりするオトシブミの写真を載せて、今日は終幕。

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