2015年4月11日土曜日

未だ寒々と~ケアリ類同定~

ニュースでも取り上げられていますが
この時期にしては強力な寒気…とかなんとか
晴れ間が見えても空気が寒々としています。

三月末に気温の上昇がありましたが、そこから先は何とも停滞気味、です。
しかし相当積雪は消えました。
今も雨音が聞こえていますが、これで最後のトドメとなりそうです。いやなって欲しい。


我が家の暖房が切られて気温が15度程度をフラフラ…
20度程度まで上がった一時期に比べれば動きは鈍いですが、ゆっくりと始動し続けているようです。

今日のクサアリモドキ【海龍】女王陛下
飼い主が寒さに耐えかねて暖房をつけると、おそらく暖かい空気に一番先に触れる飼育ケース外殻、もしくは餌場に繋がるチューブにくろがねありんこ達が一斉に移動します。
卵、幼虫も一緒に移動されていました。
春先、野外のくろがねありんこ達の巣でも同じような行動が行われているのでしょう。
日が差し、暖かい日中、地表面に幼虫が集められ、女王、ワーカーが暖をとりに集まっているのでしょう。
これなら「植木鉢トラップ」の有用性も伺えます。

話は戻って
クサアリモドキの腹柄節です。
お腹はパンパンです【海龍】女王陛下
ちょっと周囲がピンボケ気味ですが、クサアリモドキの腹柄節が見えます。
・逆V字(先端が尖っている。)
・前縁に角(上写真右手側、「く」の字が見えます)

ケアリ類の同定は基本腹柄節で…などと言いつつも、V字やU字等、個体差があるので確実とは言えないそうです。
などと言いつつも、この先端の尖り、前縁角はクサアリモドキそのもの!…と信じてもいいのでしょうか?


暖かさを求めて…トビケワーカー達

卵!
クサアリモドキの産卵は続いているように思えますが、単に日々移動されているのでそう感じているだけでしょうか?


クサアリモドキ女王陛下の為、働き続けるトビイロケアリワーカーたちの写真で、今日は終幕。

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