2015年10月11日日曜日

三日坊主…

大分更新をサボっています。
なんでしょうねぇ…昨年もこの時期は倦怠期と言いますか…くろがねありんこに対する情熱が薄れてしまいます。
代わりにイラスト熱が上がってしまうんですよね…

芸術の秋…のせいでしょうか?


そろそろトゲアリの女王が飛ぶのでしょうけども…
やはり山探ししないとゲットは難しいでしょうか?



さてさて、更新をサボっている間に…また何匹か女王陛下がお隠れになりましたが…
詳しいカウントは冬になってからになりそうです。

それと、餌用デビュア、マダガスカルコックローチの飼育を諦めようかと思っています。
両方とも外殻が固すぎて日本のくろがねありんこにはきついようなので…


どうにもやる気になりません。
新しい女王陛下もありません。
冬になって本当に何も出来ることが無くなれば、またくろがねありんこへの情熱が復活することでしょう。


…多分。



そんなこんなで
写真もありませんが、終幕。

2015年8月16日日曜日

テラニシケアリ女王陛下鹵獲

そう言えば…フシボソクサアリなのですが…飼育していたチューブを紛失してしまいました…
一体どこにやったというのか…
うーぬ…やはりちゃんとしたケースで飼わないと…


今日、クサアリの女王陛下を発見。
動きが早いモノですから…
ん?
このシルエットは初見です…
クロクサアリ系統(クロクサ、クサオオ、コニシ?うる覚え…)ではありません。
脚が太くがっしりしています。
と言ってクサアリモドキでもありません。
なんでしょう。
女王蟻の中でも、アメイロケアリ(胸、腹)とクサアリモドキ(頭、脚)を足したような印象です。
それと気持ち…色合いが黄色っぽい…

これは…テラニシケアリの女王陛下ですね。
触角の根元が横柄です。
初見参です。

本来であればキイロケアリに寄生するらしいのですが、丁度女王陛下を失ったトビイロケアリ多雌のワーカーコロニーがあるのでそこに導入しました。
最初は双方あわてていましたが、すぐになじんでいました。
無女王のコロニーを一定期間飼育し、女王蟻が欠損している状態をしばらく維持すると…寄生種の女王アリでも容易に受け入れるようになるかな?と思ったらば、今回に関しては当たりのようでした。
コロニーとして『女王』役を求める…と言う理解で良いのでしょうか?


とりあえずこれでクサアリ系、ようやくクサアリモドキとテラニシケアリの二種飼育開始です。
アメイロケアリのコロニー形成も今のところ上手くいっているので、来年はクロクサ系、モリシタケアリ、フシボソクサアリ、確実に確保したいところです。


終幕。

2015年8月15日土曜日

終戦の日に

終戦70年目の夏がきました。

前大戦の反省を胸に、現代の日本は歩んできました。
ただし
その反省を無関心、無抵抗と勘違いして「ヘイワ、ヘイワ」と叫んでいるだけの人たちは頭の中のお花畑を一度枯らしてからもう一度前大戦の意味、現在の世界情勢における日本の立場を考えて欲しいモノです。
必要な覚悟、必要な知識、それら最低限のモノを備えて尚、『無抵抗の平和』を叫び続ける方、私個人は賛同はしかねますが、尊敬します。


さて、更新を大分さぼっていた間に何杯か女王陛下がお隠れになりました…
最たるところではムネアカオオアリNK-2多雌実験コロニーで昨日、産卵していた方の女王陛下がワーカーに殺されました…
さらに、トビイロケアリの多雌コロニーは3つとも、ワーカーの誕生の後、両方の女王陛下がワーカーによって殺されました。
やはり単雌が基本のくろがねありんこにおいては、ワーカーが女王蟻を認識できなくなるのでしょうか…
女王蟻同士の仲違いではなく、ワーカーによって殺されていたのが印象的でした。

加えて
クサアリモドキの多雌寄生実験もクサアリモドキの女王蟻3杯全てが殺され、トビイロケアリの女王陛下はいまだ健在です。
他にも数杯…ただどこまでブログに書いているか確認が面倒…ではなくて、えーと…まぁわからないのでここまで


野外観察

今日の朝、ガジュマルの葉の上でこんなのを見つけました。
んん?
んんんんん?
クロオオアリの雄アリ…なのかな?
うーん…触角の感じがアリじゃないような…

立毛?がたくさん…
うーん…
クロオオアリの雄蟻にしては胸が小さいような気がするのですが…
それにしてもこの立毛の数、もしやケブカクロオオアリ?
でもなんだかどうも蜂寄りな感じもするのですが…ってそれは雄蟻に総じて言えることですかね…


良く分からないままリリース。
来年の同じ時期、同じような日取りに探索したいものですね。


日本の平和を祈って、今日は終幕。

2015年8月10日月曜日

絶壁幼虫

引越しの完了したトビイロシワアリTF-1コロニー。
ようやく新居の空気に慣れ始めたようで幼虫を置く場所を広げ始めました。

…が

見えるでしょうか…メラミンの壁に幼虫たちが…

もうひとつの飼育装置内でもメラミンの壁に幼虫たちを貼りつけ始めています。
やはりトビイロシワアリ達はメラミンの壁が好きなのでしょうか…以前にも書きましたが、貼り付ける必要性をまったく感じないのですが、これは野生でのどのような行為に起因するものなのでしょうか?

で、蛹はやはり乾燥気味の場所に置きたいようで、別場所に。
生まれたてのワーカーもたくさん見えるようになりました。

食欲旺盛、大増殖中のトビイロシワアリ達の写真を載せて、今日は終幕。

2015年8月3日月曜日

破滅への序曲

なんやかんやと忙しく、ブログの更新が出来ないでいる。
忙しいと言うよりは、くろがねありんこ達の世話、鹵獲、また別の趣味に時間を割いているだけであって自分の時間が持てていない訳ではないのですが…


そんなときに時間を割いてこの文を書くのは、ムネアカオオアリ【NK-2】多雌コロニーに崩壊の兆しが見えたからです。
今まで順調に子育てをし、ワーカー数が10匹までに増えたのですが…

今日見てみれば、女王陛下の1杯が餌場へ退避、もう1杯の姫が飼育ケースにと別居状態。
飼育ケース内の女王陛下は触角が欠損している模様…そばには瀕死のワーカーが1匹…

これはついにワーカー内で女王蟻の識別差異が出始めたということでしょう…か?

明日までには決着がついてしまいそうです…
期待していたのにがっくり…しょんぼりです。


終幕。

2015年8月2日日曜日

お引っ越し

爆発的増殖に向けてスタートを切ったと思われるコロニー2群の引越を行うことにした。

クサアリモドキ…ってなんだっけか…ヒラフシクサアリ(これは何かが違う気がする)…だかなんだかに名前が変わったと聞きました。【改名『ヒラアシクサアリ』です、お間違いなく】
確かにクサアリ『モドキ』って確かにクサアリの仲間なのに『もどき』って名前はかわいそうだな、とは思っていましたが…
が!
混乱するのでしばらくはクサアリモドキのままでいきます。
改めてクサアリモドキ【海龍】女王陛下コロニー、及びトビイロシワアリTF-1(Q3)コロニーのお引っ越しです。


飼育ケースの母体となるプラスチックケースを新調しました。
おそらく蟻室式蟻装置と一緒です。

中規模クラスのコロニーの受け入れと、コロニー拡大に伴う蟻装置の拡張を前提にした蟻装置を心がけ、作成しました。

75式蟻装置31型

トビイロシワアリTF-1(Q3)コロニー

クサアリモドキ【海龍】女王陛下コロニー
○1蟻装置につき内径8mmチューブを片面2本で接続、餌場接続用を除いて計4本のチューブを接続可能に。
1本で接続した際よりも持ち運びの際に便利になり、あらかじめチューブを接続しておくことでコロニー増加の際には新しい蟻装置を接続していけるようにした。
チューブ内径8mmはトビイロシワアリやクサアリモドキには過大気味だが、クロオオアリのような大型種への適応性を考えて8mmとしているが、規格の統一は生産性の向上にも一役買ってくれる…はず。
○水分調整は角切りメラミンスポンジで。
飼育装置天井に穴を開け、少し大きめに切ったメラミンを押し付ける形で蓋をした。
スポンジが湿っている様子も視認できるはずで、給水過剰になることも少ない…はず。


ちなみに

トビイロシワアリTF-1コロニーで行っていた十五試蟻装置の実践試験は…全く駄目でした。
剥離剤として使用している石鹸の匂いが残っているのかなかなか住み着かず、しばらくはゴミ捨て場としてしか使用されずカビだらけに…ゴミを取ろうにも外殻を接続用のチューブで固定しているので簡単には取り外せず…
ようやくトビイロシワアリ達が住むようになると今度は脱走の嵐です。
外殻との隙間に向かって石膏を最短距離で掘り進んでしまうんです。
それを止めるにはドリルで外殻に穴を開けてそこから接着剤を流し込むしかないのも大問題です。

やはりというかなんというか、この形式の巣で飼育している人がほとんどいないはずです。
メンテナンスのしにくさが最大のネックです。
①開閉が困難で、巣のメンテナンスが難しい。(ゴミの回収、脱走箇所の補修)
②生産性の悪さ。
③見た目は非常に良い(個人の感想です。)。蟻の巣でくろがねありんこを飼っているような気分には浸れた。
④水分調整の難しさ…は意外とない。下にメラミンスポンジをしいてそれさえ湿らせておけば何も問題は無かった。

やはりこの75式蟻装置31型が今後の中規模コロニー飼育のスタンダードになりそうである…が、大規模コロニーとなると管理の面からももう少し大きめのプラスチックケースを模索したい。


引越直後で新居にはまだ慣れない2コロニーですが、今後の健全なコロニーの発展を祈って…
終幕。

2015年7月25日土曜日

とらわれのトカゲ


超可愛いっす。
つぶらな瞳最高です。

カナヘビと違ってそう簡単に捕まってはくれないトカゲさん(種名は知りません)ですが、このコは…なんとクモの巣に引っ掛かってもがいているところを救出しました。
恐るべしクモの巣の強度…

幸い弱ってもいないようだったのでそのままリリースしました。
横顔

あちょっと待って後脚かゆい

カナヘビもそうでしたがなんでこういう格好になるんでしょうか(笑)

終幕。

2015年7月24日金曜日

ワーカー順調に増加中

何とも頼もしいこと、クロオオアリの姫がお隠れになる悲劇はありましたが他の女王陛下の繭は続々羽化しています。

ムネアカオオアリ【NK-2】多雌コロニー

いつの間にか…ワーカーが3匹に!

さらにワーカー達が増え…その先に何が待っているのか…

クロオオアリ【甲乙丙丁】女王陛下

なんだかんだクロオオアリの中で一番順調に推移しているこの4姉妹。
【甲】

【乙】

【丙】

【丁】
各女王陛下、ワーカーが4~7匹で、給餌を開始した為メイプルでお腹のふくらみが戻りました。
餌やりさえ間違わなければこのまま増えてくれる…かな?

アメイロアリ

なんと…3日ほど餌場のフタを開けっぱなしにするというミスを犯しましたが…
ワーカーも女王陛下も飼育装置内に健在でした!
女王を1杯残してワーカーだけ全員大脱走…去年のムネボソアリのワーカー達の薄情さは一体何だったんだ…
ただ、観察していないうちに生まれたワーカーが逃げた可能性は否定できません…
女王陛下のお腹は大きくなっているので、十分挽回は可能でしょう。

H27クロヤマアリ1号女王陛下

逃げ回るもんだから…
家族そろっての写真は撮れませんでした…
ワーカー数が7、蛹が2、さらに後続の卵を産み始めたようですので寒くなる前にはもう少しワーカー数を増やせるかな?

ムネアカオオアリ【赤城】女王陛下

反対に絶不調のムネアカオオアリ【赤城】女王陛下。
唯一のワーカーが頑張ったせいか終齢らしき幼虫も見えるようになりました。
ワーカー数が2ケタまで増えれば少しは安心して良いでしょうか…
そんなムネアカオオアリ【赤城】女王陛下の写真を載せて、今日は終幕。

2015年7月22日水曜日

クサアリモドキを同定

女王蟻であれば、一目見れば判別できる(?)素敵(?)なクサアリ亜属『クサアリモドキ』。
今週の日曜日にクサアリモドキの大飛行日があり、4杯の姫を捕まえたのは書きましたが、それらの姫をトビイロケアリD女王陛下のコロニーに投入してみました。
この中に3杯のクサアリモドキ姫がいます。
残念ながら1杯の姫は潜入前に死亡しましたが、結果3杯の姫がトビイロケアリのコロニーの侵入には成功しました。
クサアリモドキの女王蟻同士はケンカしてしまって多雌は到底無理なそうですが、気まぐれを起こすかもしれません。
駄目でもともと、まずは観察してみましょう。


さて
そんなクサアリモドキ姫の見分け方は?
写真だと(私は)どうも分かりにくいのですが、他のクサアリ亜属の姫に比べ、脚が格段に太いです。
体格も良くがっしりしています。
…と、なにも知らない時に『○○と比べて~』『体格が良い』などと書きならべられても比較対象を知らないのではお話になりません。
もっとなにか分かりやすいモノはないのか…というと横から見たときの腹柄節の形が挙げられます。
先端が尖り(逆V字)前縁に角があります。
この腹柄節の形はクサアリモドキだけですので、これさえわかれば同定も簡単なのですが…

前縁に角…あるか…な?
写真の撮り方、角度によっては微妙に写ることがあります。

V字であれば残りの選択肢は『モリシタケアリ』か『フシボソクサアリ』
モリシタケアリ女王陛下は直接見たことがないのですが随分と華奢な印象、フシボソクサアリ女王陛下も一回り小さいうえにこちらも華奢な感じですので間違えはしないと思いますが…

モリシタケアリは立毛がほぼありません。触角も伏毛で覆われてます。(確か)胸部に立毛がほとんどない点は少しクサアリモドキと似ています。
フシボソクサアリは体全体に多くの立毛があります。触角の立毛はクサアリモドキと共通です。

と言う訳で
腹柄節が逆V字のように見えて、前縁の角に自信が持てない場合は
まず胸部を見て、立毛が多く見られるようならば『フシボソクサアリ』。
立毛がないのならば、触角を見る。
胸部に立毛がほとんど無かったのに、触角に立毛があるようであれば…

これはクサアリモドキということです。
終幕。

2015年7月20日月曜日

祝!ムネアカオオアリ多雌に長女誕生!

ついにこの瞬間が!(その瞬間を目にしていた訳ではありませんが)
待ちに待った!(くろがねありんこの世話に追われてそんなにそんな気にしていなかったというのもまた事実)

6月28日の繭化から22日目、いえそれよりも5月25日の多雌実験スタートから約2カ月、ムネアカオオアリの多雌コロニー【NK-2】に長女がようやく誕生です。
やはり色はあまり良くない様子。
これからワーカー数が増えて2杯の女王陛下の間にどのようなことが起こるのか…
興味は尽きません。
ひとまずワーカーが誕生したので、餌場を接続してメイプル黒糖をあげました。
すると…一番に動き出したのが未交尾と思われる小さいほうの女王陛下。
あっという間にメイプルをお腹いっぱいに貯め込み、飼育ケースに戻り…
左の個体が小さめなのがわかりますでしょうか?
大きいほうの女王陛下に与えていました。
ワーカー分も含め2~3回往復して与えたメイプルは全て吸い尽くしてしまいました。
しかしながらこの未交尾(推定)個体のこの行動は…やはり偽雌のような役割なのでしょうか?
これからの観察課題としましょう。


そんな祝の日に
新規ムネアカオオアリ姫
またか…こんな時期になってなんでムネアカオオアリの女王蟻が…
そばには1匹もムネアカオオアリワーカー達はいませんでしたし、巣もないですす、引越途中とは思えませんが…
また産卵せずにお隠れになるパターンでせうか?


H27クロヤマアリ1号姫

こちらも長女が誕生…なんてもんじゃなく、3姉妹誕生です。
まだハイイロクロヤマアリ(嘘)といった様子
早い…クロヤマアリはちゃんとした環境であればこれだけ順調にワーカーを増やすのですね…
昨年のクロヤマアリ女王陛下達に謝らなくてはなりませんね…
クロヤマアリ1号女王陛下と3姉妹の写真で、今日は終幕。

2015年7月19日日曜日

ミカドオオアリ長女誕生!

三連休中日、いつもだと明日は仕事かぁ…という気分になりますが、今回ばかりは明日もお休み。
気分屋の私はこうなると少し調子に乗ります。
連日ムシムシとした日が続きますが、今日はクサアリモドキの姫蟻が多く見られ、どうやらクサアリモドキの大飛行日と言っても良いようです。
その他、小数のアメイロケアリ姫、そしておなじみクロヤマアリ姫を見かけました。(スルー)
そんな今日は4杯のクサアリモドキ姫を捕まえました。

ミカドオオアリ【4号艦】女王陛下

本題です。
待ちに待った、ミカドオオアリ【4号艦】女王陛下にようやく長女誕生です。
透過性が悪いのですが…

間違いなくワーカーが生まれました。お腹はメイプルでパンパンです。(見えにくいんですけども…)

6月24日に繭を確認してから25日間、ようやくこれで一安心と言えるでしょうか…
早速今日から餌場を接続してメイプルシロップ&黒糖ミックスを与えました。
かなり小さくなっていた女王陛下のお腹もパンパンになり、ひとまず餓死(栄養失調死)の心配はなくなりました。
後続の繭が残り4個、滞りなく羽化してくれると良いのですが…


クロオオアリ【1号艦】女王陛下

ミカドオオアリの喜ばしい出来事の後に訃報です。
クロオオアリ【2号艦】及びクロオオアリ【111号艦】女王陛下がお隠れになりました…
なんだというのでしょうか…
ただ、どちらの個体も繭を食害した後の死亡です。
空気(飼育容器内)中の湿度が高すぎるのが原因だとでも言うのでしょうか…わかりません…

気を取り直して
クロオオアリ【1号艦】女王陛下には無事長女が誕生です。
後続の繭ももうすぐか?

クロオオアリ【甲乙丙丁】に続いて少しだけ軌道に乗ったかな?
先行しているクロオオアリ【甲乙丙丁】女王陛下は続々と後続の繭が羽化しています。
クロオオアリ【110号艦】女王陛下も長女誕生もうすぐか?

ムネアカオオアリ【赤城】女王陛下

こちらもどちらかと言えば不調…ミカドオオアリ【赤城】女王陛下…
7月15日にさらっと書きましたが、ワーカーが3匹まで増えたのにその内2匹が死亡(原因不明)、繭もすべて廃棄されるという事態に…
今現在女王陛下にワーカー1匹、卵幼虫…といった有様。
壁面が汚れてきました…
とりあえず幼虫たちはちゃんと成長しているようですので立ち直りに期待です。

H27クロヤマアリ1号姫

こちらの繭もあと一息で羽化しそうです。
黒い目がぱっちりです。
そんな姫の写真を載せて、今日は終幕。

2015年7月18日土曜日

フシボソクサアリ姫拉致

台風は消えましたが
あいもかわらずムシムシと不快な天気が続きます。

でもこんな日に姫蟻は(以下略


とは言え今日は朝から小雨、飛ばないかな、とは思ったのですが、
トビイロケアリ
ハヤシクロヤマアリ
アメイロケアリ
フシボソクサアリ
と、4種類の姫を見つけました。

で、この中のフシボソクサアリ姫!
拉致してしまいました。
クサアリモドキを見慣れてしまうとかなり華奢
さて、これは本当にフシボソクサアリかな?
確認してみましょう。
クサアリ同定です。

まずはおなじみ腹柄節。兎にも角にもまずはこれを見てみましょう。
ピンボケ…
こんな写真しか撮れませんでしたが、明らかにシャキーンと尖った先、『U字』ではなく『V字』のように見えます。
腹柄節がV字であるのは『モリシタケアリ』か『フシボソクサアリ』です。
クサアリモドキとは間違いなく違うので初めから除外。
これはクサアリモドキ。腹柄節前縁に角、さらに脚も太く、がっちりしています。
さて?
触角に多くの立毛が見えます。伏毛なんてものじゃない、立派な毛が見えますね。
背中にも多くの立毛が見えますね。
これが『モリシタケアリ』であれば背中に立毛はほぼ無く、つるつるです。触角も伏毛で覆われ、この姫のように立毛は見えないはずです。
仮に、腹柄節を見誤っていたとしたら?
ですがやはり『クロクサアリ』『テラニシケアリ』共に触角に立毛は無く、伏毛で覆われているはずですので、この姫とは違います。
触角及び背中に多くの立毛、この特徴は『フシボソクサアリ』でよいのではないでしょうか?


明日あたり、またトビイロケアリの巣を暴きに行きます。
上手く繭と、出来れば羽化直後のワーカーを捕獲してきたいものです。

あーしたてんきになーれ!
終幕。

2015年7月16日木曜日

ケアリ産卵産卵

クサアリモドキ【海龍】女王陛下はますますご壮健(?)
7月8日からボンレス肥大は確認していましたが、明らかに産卵数が増え始めました。
これが今日、7月16日現在の卵塊

これが先日、7月8日の卵塊
もちろん積み方があるでしょうから単純には言えませんが、見た目の卵塊の大きさが明らかに違います。
これは新居作成・接続を急がなくては…


アメイロケアリ【ズィーベン】A

チューブのせいで視界不良ですが、卵らしきものが!

ワーカーが集まってるあたりに卵があります
幸先良いスタート!…かな?
どうもチューブの透過性が悪いのではっきり見えません。
ただワーカーが産卵するには早すぎると思うのでこれはアメイロケアリ【ズィーベン】A女王陛下の卵と見ていいのではないでしょうか?

そんなアメイロケアリ、本日よりもう1杯、アメイロケアリ【ズィーベン】B女王陛下を導入しました。
流石にトビイロケアリの繭が無くなったのでまた野生から仕入れてくるか…もしくは我が家のトビケ達から…


連休中にしなければならないことを整理しつつ、今日は終幕。

2015年7月15日水曜日

クロオオアリ長女誕生

ムネアカオオアリ【赤城】女王陛下に続き、クロオオアリでも長女誕生を確認しました。

ところで…そのムネアカオオアリ【赤城】女王陛下、昨日3匹目のワーカーが生まれたのですが、なんと2匹のワーカーが今朝にはバラバラにされていました…
加えて繭を全てゴミ捨て場に捨ててしまいました。
死んだからばらされたのか?殺されたのか?繭をなぜ捨てているのか?
わかりませんが、後続の幼虫が早く育ってくれることを祈ります…
まったく…ミッドウェーの気分です…


話戻って
クロオオアリ【甲】女王陛下

クロオオアリ【丁】女王陛下
やはりクロオオアリ【甲乙丙丁】女王陛下が一番進んでいるようです。
ワーカーが誕生したのはこの2杯だけですが、ほかの2杯も繭が黒くなってきているので時間の問題でしょう。

クロオオアリ女王陛下は数が多いので少しぐらい失敗しても平気ですが、願わくばすべてうまく育ってくれることを祈ります…
時間もないので今日はこれで終幕。

2015年7月13日月曜日

ムネアカオオアリ長女誕生

ムネアカオオアリ【仮『赤』】改め、ムネアカオオアリ【赤城】女王陛下、6月18日に繭を確認してから一ヵ月弱、ついに長女誕生です!
もう二女まで!
 昨日には既に長女が誕生していたのでしょうか?
色が薄いですね。
野生の立派なムネアカオオアリメジャーワーカーを見慣れているとまるで別種のようです。
順調に育ってくれることを祈ります…


今日の飛行くろがねありんこ

本日はクサアリ系の飛行があった様子。
アメイロケアリ、クサアリモドキ、フシボソクサアリの女王を見つけました。
見つけた寄生種をすぐにでも飼育できるよう、早く安定したトビイロケアリコロニーを多く成立させたいものです…

寄生種をみすみす見逃す悔しさを込めて?今日は終幕。