2015年8月2日日曜日

お引っ越し

爆発的増殖に向けてスタートを切ったと思われるコロニー2群の引越を行うことにした。

クサアリモドキ…ってなんだっけか…ヒラフシクサアリ(これは何かが違う気がする)…だかなんだかに名前が変わったと聞きました。【改名『ヒラアシクサアリ』です、お間違いなく】
確かにクサアリ『モドキ』って確かにクサアリの仲間なのに『もどき』って名前はかわいそうだな、とは思っていましたが…
が!
混乱するのでしばらくはクサアリモドキのままでいきます。
改めてクサアリモドキ【海龍】女王陛下コロニー、及びトビイロシワアリTF-1(Q3)コロニーのお引っ越しです。


飼育ケースの母体となるプラスチックケースを新調しました。
おそらく蟻室式蟻装置と一緒です。

中規模クラスのコロニーの受け入れと、コロニー拡大に伴う蟻装置の拡張を前提にした蟻装置を心がけ、作成しました。

75式蟻装置31型

トビイロシワアリTF-1(Q3)コロニー

クサアリモドキ【海龍】女王陛下コロニー
○1蟻装置につき内径8mmチューブを片面2本で接続、餌場接続用を除いて計4本のチューブを接続可能に。
1本で接続した際よりも持ち運びの際に便利になり、あらかじめチューブを接続しておくことでコロニー増加の際には新しい蟻装置を接続していけるようにした。
チューブ内径8mmはトビイロシワアリやクサアリモドキには過大気味だが、クロオオアリのような大型種への適応性を考えて8mmとしているが、規格の統一は生産性の向上にも一役買ってくれる…はず。
○水分調整は角切りメラミンスポンジで。
飼育装置天井に穴を開け、少し大きめに切ったメラミンを押し付ける形で蓋をした。
スポンジが湿っている様子も視認できるはずで、給水過剰になることも少ない…はず。


ちなみに

トビイロシワアリTF-1コロニーで行っていた十五試蟻装置の実践試験は…全く駄目でした。
剥離剤として使用している石鹸の匂いが残っているのかなかなか住み着かず、しばらくはゴミ捨て場としてしか使用されずカビだらけに…ゴミを取ろうにも外殻を接続用のチューブで固定しているので簡単には取り外せず…
ようやくトビイロシワアリ達が住むようになると今度は脱走の嵐です。
外殻との隙間に向かって石膏を最短距離で掘り進んでしまうんです。
それを止めるにはドリルで外殻に穴を開けてそこから接着剤を流し込むしかないのも大問題です。

やはりというかなんというか、この形式の巣で飼育している人がほとんどいないはずです。
メンテナンスのしにくさが最大のネックです。
①開閉が困難で、巣のメンテナンスが難しい。(ゴミの回収、脱走箇所の補修)
②生産性の悪さ。
③見た目は非常に良い(個人の感想です。)。蟻の巣でくろがねありんこを飼っているような気分には浸れた。
④水分調整の難しさ…は意外とない。下にメラミンスポンジをしいてそれさえ湿らせておけば何も問題は無かった。

やはりこの75式蟻装置31型が今後の中規模コロニー飼育のスタンダードになりそうである…が、大規模コロニーとなると管理の面からももう少し大きめのプラスチックケースを模索したい。


引越直後で新居にはまだ慣れない2コロニーですが、今後の健全なコロニーの発展を祈って…
終幕。

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